電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

空気を読む

「クリスマスイブに入籍しました」― 営業の男性(30代前半)です。先ほどお昼ごはんを一緒に食べに行った際、満面の笑みで指輪を見せつけながら話していました。

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チッ(涙)

夫婦として初めてのクリスマス、夫婦として初めての年末のお買い物、夫婦として初めての年越し、夫婦として初めてのお正月、夫婦として初めての…云々、これらがいかに楽しいか延々と語っていました。

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殺意が芽生えました(涙)

「そんなの最初だけだって」「それがすぐに当たり前になるし」「来年のいまごろは愚痴をこぼしてるって」。既婚の同僚から冷やかし半分のヤジが飛びます。

しかし、それはすでに結婚して経験済みだから言えることであって、独身の私は何も言えません。その場で唯一の独身の私はニコニコしながらアジフライをかじっていました。

営業マンは空気を読めなければなりません。顔色や声音、仕草など、クライアントの一挙手一投足に神経を集中する必要があります。彼はどうやら営業マンとして二流のようです。

「ずずずさんは結婚しないんですか?」

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Google先生に「呪い 言葉」と聞きました(涙)

ここでは何度もお伝えしていますが、今年1回目いきます。「結婚しないんじゃなくて、できないの…だってブサイクなんだもん…」。新年早々、何でここまでいじめられるの…。

というわけで、今年も引き続き、恵まれないブサイクに愛の手をさしのべてくれる天使を募集しております。身体を張ってネタを提供するのがそろそろしんどくなってきました。