電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

残業なるもの

「何で残業してるの?定時で終わらないなんてどんだけ仕事できないの?」― 外資系では、残業していると本当にこう思われます。残業すればするほど偉いと思われがちな日系とは根本的に違います。

また、残業しなければならないほどの仕事量であれば、それだけの仕事を割り振ったマネージャーが無能ということになります。スタッフが定時でさばける量以上の仕事を与えてしまうということは、マネージャーに管理能力がないということです。

…っていわれても、ねぇ?

編集という仕事は時間でキレイに割り切れるものではありません。校了間際ともなれば、ギリギリまでミスをなくすよう、時間をかけて徹底的にチェックしなければなりません。

もちろん、そこに至るまでにチェックを繰り返していますが、それでも校了間際になると新たなミスが見つかるというお約束があるのが編集という仕事です。いや、これは編集に限らず、どの仕事でもある気がします。

今日は久々に会社を出るのが21時を過ぎました。校了間際ではないのですが、夕方に送られてきたものを今日中に形にして戻さなければいけないものがあり、17時ごろから急にバタバタしはじめたのです。

こんな遅い時間ではふみちゃんと会えるはずもありません。私の会社は都心のど真ん中にあります。空を見上げても星など見えませんが、たまに無性に空を見上げたくなるものです。信号待ちの間、空を見上げていました。

明日はもう金曜日ですが、ふみちゃんは疲れていないかな?と思ったりします。週末はお出かけするのかな、プライベートも充実しているのかな…私の頭の中は常にふみちゃんのことでいっぱいです。