電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

同期会

新卒で入った会社の同期はとても貴重な存在です。

夢と希望にあふれ(私にもそんな時代がありました)、初任給に狂喜乱舞し、少し慣れてくると組織の論理や大人の都合に理不尽さをおぼえ、もがきながら前に進んでいく苦しみ。

そんな時間を共有すればつながりが強くなるのは当たり前です。新卒で入社した新聞社の同期とはいまでも連絡を取り合っていますし、定期的に集まっています。

私と同じ8月1日入社が8人います。全員、転職してきた中途入社で、年齢も経歴も配属された部署もバラバラです。新入社員研修などなく、即、各部署に散っていきました。

ただ、同日に入社したのも何かの縁ですし、大企業なのでなかなか他部署の人と知り合いになる機会がありません。一応、同期というのを良い口実にして昨夜、同期会を企画してみました。

本音を言うと自己防衛策の一環です。外資というのはある日突然、とんでもないことをやらかすので、社内の情報収集が欠かせません。他部署の知り合いをいかに多く作るかが生き残りの鍵です。

新卒のようにキャッキャウフフとしたいわけでなく、他の方もそうだろうと思い、迷惑ではないかと心配していたのですが、生き残るためと思って声をかけてみたところ、意外と皆さん、ノリノリでした。

私以外はみんな日系出身で、初めての外資で戸惑うことが多く、他部署の様子を知りたがっていたそうです。ノリが良い関西人が1人いてくれたことも助かりました。

オフィス移転の噂を聞くなど早速、情報収集できましたし、年末に2回目をやることが決まりました。同期で仲良くしているように見えて、狐と狸の化かしあいかもしれませんが。

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それにしても昨夜のお店、同僚に教えてもらったのですが、すごくオシャレなのにお手ごろ価格でびっくり。ふだんは飲み屋街のもつ焼き屋ですが、たまにはこういうところも良いものです。

そういえば、酒を控え始めて外で1人飲みしなくなりました。馴染みのマスターから文句がくるかもしれませんが、もうしばらく酒を控えます。

まず自分の意思で飲まずにいられるようにならないと適量で抑えることができません。「適量はいいけど、ベロベロになる人は嫌い」と言われているので、きちんとコントロールしなければ。

ダークサイド

人を好きになるということはとても大事なことだと思います。

もちろん楽しいことばかりでなく、悩んだり辛い思いをすることのほうが多いものです。しかし、それでもピン!ときてしまったが最後、もう止めることはできません。

いまはまだ数回、外で会っているだけですし、外は他人の目もありますから気を遣うものです。ただ、本当に大切なのはその先であって、素の状態をどう思うかです。

自分が好きなことを仕事にするために努力を惜しまないデキる人間のように思われがちですが、自分より仕事ができる人間や、逆に自分より仕事ができないくせに上にいる人間には嫉妬します。

「何であいつが」「上に尻尾ぶんぶん振ってるだけじゃん」「自分の管理すらできていないのに上司面して管理しようとするな」― こんな嫉妬ほど醜いものはありませんが、それでもつい思ってしまいます。

これまでのブログ、身バレ防止のフェイクや多少の誇張はありますが、まるっきり嘘は書いたことがありません。しかし、書いていないダークサイドが人並みにあります。

私は他人に対してとても優しいと自分で思います。自分のことより他人のことを優先してしまいがちですし「自分が相手だったら」ということを考えてから行動するようにしています。

ただ、イライラすることはもちろんありますし、怒ることもあります。誰かの悪口を言いたくなることもありますし、実際に言ってしまうこともあります。要はその辺にいる普通の男です。

幸いなことに、とりあえずいまは嫌われていないようです。嫌われたくないので気を遣っていますが、慣れてくると無意識的にダークサイドが顔を覗かせるはずです。そのときにどうなるのか。

先のことを考えても仕方ありません。いまは自分ができることを自分なりに精一杯やるのみです。

まず、頭の中を占領するその人を一時的に追い出し、仕事モードに切り替える必要があります。午前中はのんびりでしたが、午後は忙しくなります。ただ、もう少し、頭の中をその人でいっぱいにしておきます。