鼎泰豊で小籠包を食らう
景子さんのお店は7月に入って以降、ありがたいことに大繁盛で、本来は定休日である火曜日もずっと働き詰めでした。立ち上げたばかりの個人店ですから多少の無理は仕方ありません。
ただ、景子さん自身は忙しくとも楽しいようで、とても活き活きしています。経営者としてのプレッシャーは重くのしかかっているはずですが、それでも自分で好きなようにできることが嬉しいのでしょう。
きょうは景子さんが約3週間ぶりに休めるということで食事に行ってきました。お目当てはランドマークタワーに先月、開店した小龍包の有名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」です。
横浜には既に横浜駅前の高島屋にあり、そちらには何度か行ったことがあります。私は台北本店に行ったことはありませんが、景子さん曰く「本店と同じ味」とのことです。
開店したばかりということもあって店内はとてもキレイですし、高島屋店よりも広いです。自分で紙に書いて注文するのが本店と同じ方式だそうで景子さんが喜んでいました。
まず豆腐干と昆布の和え物です。小籠包が出来上がるまでいつもこれをつまみます。簡単な小菜なので、自分でもよく作ります。
お目当ての小籠包がきました。小籠包はいまや珍しいものではありませんし、近くの中華街でも食べられますが、鼎泰豊の小籠包は皮が薄いのが特徴で、それでも熱々のスープを閉じ込めていられるのは熟練の技なのでしょう。
小籠包だけでなく餃子も美味しいです。海老入り蒸し餃子もいつも注文します。
麺かごはんで悩みましたが、いつも牛肉麺なので、きょうは海老入り炒飯にしました。パラリと炒め上がっていて、2人であっという間に完食です。
このほか蟹味噌入りやホタテ入りの小籠包をたらふく食べましたが、景子さんはさらにマンゴーピン、台湾名物のマンゴーのかき氷を食べていました。
店の入り口では小籠包を包んで蒸し上げている姿が見られます。猛暑の中、お疲れさまです。ニートのくせに食べに来て申し訳ない。
台北本店は日本人観光客だらけで「こんなにありがたがって食べるのは日本人ぐらい。もっと美味しいお店はいっぱいある」という話をよく耳にします。
確かにそのとおりなのでしょうけど、美味しいことに変わりはありませんし「小籠包といえば鼎泰豊」という地位を築いたことは事実であるはずです。
また、台湾で食べればもっと安いとも聞きますが、一般の給与水準や物価が違うのですから、単純に比較することはできません。つべこべ言わずに「美味い!」と言っておけばよいのです。
ランドマークタワー店は広いこともあってそれほど混雑していませんし、大きな窓が設けられていて景色も良いのでオススメです。
「せっかく横浜に行くなら中華街」となりがちですが、すっかり観光地と化してしまい、休日は激混み&観光地価格ですし、店が多すぎてどこが美味しいのか迷うはずです。
それなら常に安定して美味しいものを食べられる鼎泰豊のようなお店のほうが地元民としては良いと思っています。中華街はホント…ゴニョゴニョ。
景子さんに転職祝いをもらいました。スーツにリュックも最近は珍しくありませんし、パソコンを手提げカバンで持ち歩くと辛いのです。新しい職場はリュックで通います。
転職への気構え
「俺も転職しようと思ってるんだけど、何からやればいい?」― 私の転職を知った新聞社の元同期が何人か連絡してきましたが、私は転職を勧めません。
かつての職場が経営的に厳しいことはよく知っていますし、記者としてやりがいを見出せなくなりつつあることを何度も耳にしています。転職したくなる気持ちはよく分かります。
止めはしませんし、私が気付いたことはすべて話します。ただ、最後に必ず「転職は勧めない」と言いますし、過去に私に相談してきて転職した元同期はいません。
転職した元同期は何人かいますが、みんな決まった後に連絡してきました。要は身近な人間に相談せず、1人ですべて進めるぐらいの気構えでないと転職などできないということです。
もちろん、1人ですべて進めるのは大変ですし、そのために転職エージェントなどがあるわけです。そこに相談したり、依頼したりすることは間違っていません。
しかし、始める前から身近な人間に相談しているようでは本当に転職したいのか疑わしくなります。本気であれば自分で調べてすぐに動き出すはずです。
転職はものすごい労力が必要です。「転職したいけど迷いもあるから身近な経験者にちょっと聞いてみようかな」という程度の気持ちでは乗り切れません。
私は転職したくありませんでしたし、転職せざるを得ない状況に追い込まれたから仕方なく動いたのであって、できればもう転職したくありません。
テレビ番組、特にテレビ東京は見られないところも多くあるため、ブログのネタにしないようにしているのですが、昨日から始まったドラマが身につまされました。久しぶりに毎週見たいと思いました。
www.tv-tokyo.co.jpそういえばいま、放送から1週間は無料で、しかもネットで見られるようになりました。これなら日本全国どこでも見られるのでネタにしてもよいのか。
tver.jp仲村トオル、私の中ではまだ『あぶない刑事』での舘ひろしと柴田恭兵の頼りない後輩のイメージなのですが、とてもカッコイイ俳優さんになりました。
ここまでイケメンでなくてもよいので、こんな風に歳を取りたい…いや、仲村トオルみたいになりたいなどブサイクが調子に乗りました、すみません。