コスプレ
ふみちゃんに会わなくて良かった…。
今日の取材は相手の都合で時間が早まり、さらにオフィスから営業と一緒に向かうことになってしまい、遠回りもできずに時間的にも危険でした。
しかし、営業への来客が延びたため、オフィスからタクシーで行くことになりました。営業がタクシーをつかまえるまでエントランス内で待ち、つかまえた瞬間にダッシュで乗り込んだわけです。
何でこんな不便なことをしているのか、つくづくバカらしくなります。こんなことを考えているのは私だけであって、ふみちゃんは何も考えていないかもしれません。
それでも、アクションを起こしてしまい、ふみちゃんにばっさりと拒絶されたわけですから、やはりふみちゃんに2度と姿を見せられないのです。
ふだんネクタイをしていませんし、きょうは暑かったので、スーツはしんどかったのです。新聞記者時代は毎日スーツだったのに、着なくなるとすぐ億劫になります。
「ずずずさん、きょうはコスプレですか」と言ってくるカスタマーサポートの女性スタッフにいつか一矢報いたいと思っているのですが。
貞子
「寝過ごしたりしないのだろうか」― 毎朝の京急でこちらが心配になるぐらいの見事な熟睡っぷりを披露してくれる若い女性がいることに気づきました。
横浜駅で特急に乗り換えるときにはすでに乗っているので、結構なところに住んでいるはずです。それでいて私のほうが先に降りるので、朝は相当早いに違いありません。
私が自宅を出るのが午前7時05分ごろで、その前から京急に乗っていて、女性なのでメイクなど出勤の準備をしていると考えると午前5時台に起きているのではないかと思います。
横浜駅に着いたときはいつも座っていて、そのころはまだ起きているのですが、品川駅に着くころには熟睡で、前のめりに倒れそうなぐらいになっています。
また髪が長いので、前のめりになると髪が顔を隠し、『リング』シリーズの貞子のような状態になっています。「お疲れなんですね」と同情してしまいます。
ただ、その女性の前に立ってしまうと自分が降りるまで座れないことを知ったので、回避しようとしているのですが、周囲もそれを分かっているのか、その女性の前はいつも空いています。
今朝も流れに押されてその女性の前に立ってしまい、約40分座れずじまいでした。今日はスーツで、革靴を履いているので、腰が痛いのです。
今日は13時に有楽町でアポが入っています。お昼休みで外に出たふみちゃんにまたこのブサイクを見せてしまう可能性があるので、オフィスを出る時間に注意しなければなりません。