電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ふみちゃんの名前

私はふみちゃんの名前を知っています。

当たり前ですが、興信所にお願いして調べたなんていうことはありませんし、スマホを覗き見したなんていうことでもありません。

知りたいと思っていたことは事実ですが、共通の知り合いがいるわけでもなく、ふみちゃんの名前を知ることなどないと思っていました。

毎朝の電車で一緒になる相手に恋する電恋では通常、声を聞くことすらまずあり得ないのに、私の場合はふみちゃんの同僚がいたことから声を聞けました。

ふみちゃんは同僚と楽しそうにおしゃべりしていたので、目がなくなる笑顔を見ることもできました。これだけでも十分でした。

それが名前まで知ってしまいました。何でそうなったのかはいまでも本当に分かりません。ある日突然、ふみちゃんの名前を知ってしまいました。

“知らされた”というほうが正しいかもしれません。ふみちゃんらしいかわいい名前で、そのときは嬉しかったのですが、いまとなっては知らないほうが良かったと思っています。

この世に神がいるなどと思ったことはありませんが、このときばかりは「ブサイクにしただけでなく、さらにこんな仕打ちをするなんて、よほど神の気に障ったのか」と思いました。

明日からまたふみちゃんを遠くから眺める1週間が始まります。ブサイクで本当に申し訳ない。

ここまで昨夜のライブ音源を聴きながら書いていました。昨夜は結局、18曲演奏したのですが、その中から緊張感あふれる1曲を。

soundcloud.comPCだとすぐに聴けますが、スマホで見ると「Play on Sound Cloud」(大)と「Listen in browser」(小)が出るので「Listen in browser」(小)のほうをクリックしてください。

初ワンマンライブ

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「プロってすごいな。当たり前だけど」

昨夜のワンマンライブは満員御礼で立ち見が出るほどで、お店からギャラとして約3万円いただきました。サラリーマンの遊びを少し超えています。

ただ、演奏は「うーん…」と思ってしまう出来でした。初めてのワンマンライブということで全員堅くなってしまい、1stセットがダメダメでした。

1ステージこなしてからの2ndセットはなかなかで、踊り始める人もいましたが、せっかく観にきていただいたので1曲目から完ぺきでなければなりませんし、プロはそれができます。

プロでも自分たちの演奏前に会場を温める前座というものがありますが、やはり自分たちだけで盛り上げることができるのがプロです。

今回は初めてということで興味本位で観にきた&ご祝儀的に投げ銭を入れてくれたわけで、これを2回、3回と続けていくのは難しいと痛感しています。

もしメジャーデビューが決まっているバンドのオファーを受けてプロになっていたら頭の中は常に客を集めることでいっぱいになるはずです。

辞退して良かった…。

良い仕事をする上でプライベートの趣味の充実の重要性がよく言われますが、趣味の領域をかなり超え始めてきました。良くない傾向です。

一呼吸置き、仕事と趣味の線引きを見直す段階にきたのかもしれません。