電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

時差

外資系で働いていると海外との時差を強く意識するようになります。

日系企業もいまや海外進出が当たり前で、日本時間の深夜・早朝など業務時間外に海外の支社や子会社とやり取りするという人もたくさんいると思います。

ただ、その場合、海外にいるのも本社から行っている日本人で日本との時差を考えてくれているものですし、そもそも主従の主が本社のある日本側ということでスケジュール設定など主導権を握れます。

しかし、本社が海外、しかも極東のちっぽけな島国の支社ともなると主導権を握ることなどできず、特にやることがなくてもひたすら待つだけという無駄な時間を過ごすことがあります。

昨夜、システムトラブルがありました。毎日やり取りしているSE部隊は香港にいて、彼らだけで解決できなかったのでそこからさらに米国本社に連絡したそうです。

日本にいる私から香港に連絡して、香港から本社に連絡して、本社から香港に答えを戻して、香港から日本にいる私に答えを戻して…分からねぇ

とりあえず日本と香港の時差は1時間です。香港のほうが遅く、日本の午後10時は香港の午後9時です。昨夜は結局、午後10時過ぎまでやり取りしていました。

もちろん、午後9時まで仕事するというのも十分遅いですし、残業という言葉が辞書にない外人にとっては信じられない時間です。メールやチャットでやり取りしながら、うんざりしている姿が目に浮かぶため、とにかくねぎらい続けます。

ただ、こちらは午後10時で、さすがに午後10時を過ぎると辛くなってきます。しかも春バテ状態ですし。今日も来客があるので休まずに出社しましたが、何もなかったら在宅勤務にしているところです。今日はこれをグイッとあおって乗り切ります。

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