電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

直感

ひと目会ったその日から
恋の花咲くこともある

いま巷に溢れる恋愛バラエティの走りと言える関西のテレビ番組『パンチDEデート』の名キャッチフレーズです。

先に言っておきますが、この番組は私が生まれる前のものなので、リアルタイムで見たことはありません。

ただ、このキャッチフレーズをテレビやラジオでよく耳にし、語呂やリズムが妙に頭に残っています。

恋愛に限らず、人と人の出会いは直感ではないかと思っています。「ここが良かった」「あそこが合ったから」というのは、あくまでも後付けではないかと思うのです。

もう1つだけ先に言っておくと、また誰かに一目惚れしたといったような話ではありませんので、変な期待はしないでください。

私がやっているバンドでいま、ギターを募集しています。元のギターが忙しくなってしまい、バンドを続けられなくなったからです。

いまはバンドメンバーの募集もネットです。こちらの書き込みにご連絡いただいた方と昨夜、リハで合わせてみました。

「何か違う」― イントロのワンフレーズを聴いただけでそう思いました。言葉で説明するのは難しいのですが、とにかく違和感がありました。

演奏はとても上手でした。ギター歴が長く、バンド経験も豊富で、ソロのフレーズや音色に一瞬、引き込まれました。

ただ、何か違うのです。弾いていてもしっくりこず、ヴォーカルとキーボード、ドラム、そして私のベースのすべてがバラバラになった感がありました。

このバンドには私も後から入ったのですが、初めてのリハで合わせた瞬間「あっ、イケる」と感じましたし、他のメンバーも同じように感じたそうです。

しかし、今回はそれがありませんでしたし、とても不思議な感覚でした。プロでもないのに偉そうですが、今回の方にはお断りするつもりです。

「“何となく”では分からない。きちんと説明してほしい」と思うでしょうし、私が逆の立場だったら同じように思うはずです。ただ、どうしても説明できないのです。

これはバンドに限ったことでなく、仕事での採用や友人付き合いなど、すべてにおいて当てはまるのではないかと思います。直感はまず外れません。

…と、ここまで書きながら「ずずずくんはとても良い人だと思うんだけど」と言われて何度か振られたことを思い出しました。凹みます。

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