電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

お客さまは神様ではない

「いつまで待たせるんだよ、俺のほうが先だったじゃねーか」

お昼ごはんを食べに行ったところ、私とほぼ同時に入ったおじさんと私の注文が通っていなかったようで、おじさんが怒鳴りました。

正直に言うと、私も少しイラッとしていました。私より後に入ってきたお客さんにはどんどん出されているのはあまり気分の良いものではありません。

それでも大声を出して怒るのはみっともないですし、お昼時を外したにもかかわらず次から次へとお客さんが入ってきてとても忙しそうでしたし。

何より店員さんが外国人でした。若いので留学生ではないかと思うのですが、外国で必死にがんばっている姿を見ると、怒鳴る気になどなれません。

とはいえ、あまりのんびりしている時間もなかったので、様子を見て落ち着いたところで聞いてみようと思っていたところでした。

やはりおじさんと私の注文が通っていなかったそうで、まず私のところに謝りに来たので「はい、お願いしますね」とさらっと応えておきました。

どうせそんなことだろうと思っていましたし、学生時代は接客業のバイトばかりで店員さんの気持ちが分かるため、怒ることなどありえません。

しかし、おじさんはネチネチと文句を言い続けました。「お客さまは神様だ」「外国人にはおもてなしの心が分からない」「日本語が分かる日本人を連れてこい」など、気分が悪くなるものばかりです…というわけで、

キレました。

「おっさん、うるせぇ。メシが不味くなるから黙れ」とつい言ってしまいました。横やりが入るなどとは思ってもみなかったおじさんは完全にフリーズです。

言ってしまってから「絡まれたら面倒だなあ。でもケンカ売ったのこっちだし。ダッシュで逃げようかなあ」と考えていたのですが、おじさんは顔を真っ赤にしてお店を出ていってしまいました。

定食が出てくる順番が前後したことに怒っていたのに結局、食べずに出ていってしまい、おじさんは別のところでお昼ごはんにありつけたのでしょうか。

やはり最近、イライラしています。ふだんであれば余計な揉め事を起こさないよう大人しくしているのですが、理不尽なことにはつい口を出してしまいます。そのうちヤクザにもケンカを売ってしまいそう…。

感情をコントロールし、負の感情を抱えていたとしても表に出さないようにしないといけません。近所のお寺で毎週土曜日に座禅をやっているので、1度参加してみようかと本気で考えているところです。