電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

もつ焼き

人はなぜ生きるのか ― 偉大な思想家たちが挑み続け、しかし明確な答えが未だ見つからないこの難問に今日、1つの答えが見つかりました。

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美味しいもつ焼きを食べるため!

パトラッシュ、大きな仕事が終わってからのもつ焼きはたまらないんだよ。僕らはふわふわのレバーを食べるために生まれてきたんだね。

金曜日の夜、大人気店なので入れるか不安でしたが、さすがに21時ごろに1人であれば入れます。ただ、売り切れてしまうものが多いのが難点です。

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まず、ガツポン酢をつまみつつバイスハイで渇いた喉を潤します。バイスとは“梅酢”のことで、焼酎を赤紫蘇風味の割物とソーダで割ったものです。

爽やかな酸味が心地良く、何杯でもいけます。女性にも人気ですが、すいすい飲めるので調子に乗って飲むと後から効いてきます。

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待ちに待ったレバーです。塩で焼き、ごま油をつけます。外はカリッと、中はふわっと、噛むたびに「生きてて良かった」としみじみ思います。

こんなに大ぶり、しかも炭火で丁寧に焼いているのに1本100円。1本から注文できるのですが、レバーは必ず2本頼みます。

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次はハラミとハツです。こちらも塩で、七味を軽く振って口に入れるとたまりません。肉の旨みが口いっぱいに広がりますが、こちらも1本100円です。

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ここでバイスをお代わりしてからのシロです。いわゆる“もつ”で、こちらはタレです。柔らかい食感がくせになりますが、こちらも1本100円。

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そして最後につくねプラス。普通のつくねに軟骨を加えつつあれこれと工夫してあるもので、早い時間に売り切れ必至です。今日は運良く1本だけ残っていました。

小さいお店ですが、テーブル席もあり、そこでは4人組が笑いながら楽しそうに飲んでいます。その会話も心地良いBGMです。

私と同じようにカウンターで1人、静かに飲んでいる人もいます。顔見知りになった人もいますが、軽く会釈する程度でお互いに干渉しない適度な距離感も安心します。

飲んで食べて小一時間、通常の1週間の業務に大きな仕事が加わったことによってギリギリまで張り詰めていた神経が緩んでいったのが分かります。

これで1,730円、安上がりな大きな幸せです。

サラリーマンの皆さま、お互い今週もお疲れさまでした。来週も何とか乗り切っていきましょう。土日が仕事の方は申し訳ありません、お疲れさまです。

ちなみに、お店はこちら。

www.hamaton.jp月に1回は寄るので、もしかしたら私に遭遇するかもしれません。カウンターで1人で飲んでいるブサイクがいたら私です。

今夜は満月です。頬をなでる風が気持ち良いので歩いて帰ったのですが、途中で悪魔が囁きかけてきました。そして私は悪魔の誘惑に負けました。

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神様、ごめんなさい。替え玉までした私を許して。