電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

目がなくなる笑顔

ふみちゃんを遠くから眺める日々がまた始まります。ごく普通の会社員であれば仕事が憂うつでしょうけど、私は違うことで憂うつになります。

ふみちゃんはどんな週末を過ごしたのか、彼氏とデートだったのか、友人とカフェでおしゃべりだったのか、少なくとも私のように酒浸りではなかったはずです。

ふみちゃんより美人だったりかわいかったりする女性はたくさんいると思います。しかし、私にとってはふみちゃんが世界でいちばん惹かれる女性です。

想いが届けば…と思うのですが、それはもう2度とあり得ません。ふみちゃんが姿を消してしまうまで、遠くから眺め続けるのみです。

他者に想われて悪い気がする人は少ないと思いますが、自分の知らないところで私がこんなことを書いていると知ったら、ふみちゃんは気持ち悪いと感じるでしょう。

1回でよいから、隣に立って目がなくなる笑顔を向けてもらいたかったのですが、私にはその資格がなかったようです。仕方ありません、ブサイクですから。

今日は昨日より酒量が少ないです。嫌な夢など見ず、無意識の中に落ち続けられるか不安で、とにかく酒を飲み続けるのです。