電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

冷静に

「私は社内の別ポジションへの異動は提示されませんでした。転職支援サービスの申込書へのサインを拒否したところ“いずれにしろ、わが社にあなたの仕事はありません”と言われました。転職します」

今日の人事との面談を終えた後輩からメールが入っていました。後輩は遅くとも年内で退職することが決まりました。編集部員7人のうち、営業サポートへの異動を提示された同僚と、オンラインメディアへの異動を提示された私を除く、5人の退職が確定しました。

私の学生時代の先輩がいる某中堅出版社のことはまだ話せません。確約が出ていないところで下手に話して希望を持たせてしまい「やっぱりダメだった」となったら目も当てられません。彼だけでなく、奥さんと子どもの人生もかかっているわけですから。

彼も中途入社なので1度、転職活動を経験済みです。新卒からずっと同じ会社で、転職は初めてというとかなりうろたえてしまうと思いますが、その点は大丈夫ではないかと思っています。彼自身の人脈などもあるでしょうから、明日、昼メシを一緒に食いながら要相談です。

まずは明日、自分の面談を乗り越えなければなりません。穏やかに話したいと思っていますが、念には念を入れて理論武装しました。理性を失って感情を表に出してしまうのは相手の思うつぼです。熱くならず、冷静に。