電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

外出許可

再来週から私に外出許可が下りるようです。その件に関する説明があるようで、週明けに呼び出しを受けています。

万策尽き、にっちもさっちもいかなくなり、会社として私を投入せざるを得なくなったようです。大きな売り上げをもたらす案件ですから、上司も呑むしかなかったようで。

ただ、外出許可といっても2週間だけの期間限定です。また、毎回の行き先と所要時間を正確に事前申告しなければならないようです。

さらに、外出できる回数にも制限があるようで、好き勝手に行動できるというわけではなさそうです。正直言って、とても動きにくいです。

しかし、すべてはクライアントの都合です。「この日でないと難しい」と言うクライアントがいれば、1日に3本の取材が入ることもあります。

クライアントは数十万円もの大金を払って出稿してくれるため、クライアントの都合を最優先しなければなりません。

こちらの都合で「その日は1件までしか取材を受けられないことになっていまして…」などと言えるわけもありません。

私がいまやっている業務は誰でもできるものです。詳細なマニュアルがありますし、実際に昨年まで派遣スタッフがやっていたことです。

一方、こちらのクライアント案件は、現時点では私でないとできません。クオリティと時間、予算などすべてを考慮すると、いま社内でそつなくこなせるのは私だけです。

クオリティ、時間、予算のうち1つの条件を満たすだけであれば他のスタッフでもできますが、すべてを平均以上の水準で満たすとなれば、現時点では私だけなのです。

どちらを優先すべきかは誰の目にも明らかです。同じ1つの会社で働く仲間なのに、部署間の諍いほどくだらないものはありません。

何本の取材が入るかはクライアントの都合次第ですが、ずっと内勤だったので久しぶりのインタビューがとても楽しみです。

やはり私は人に会って話を聞くことが性に合っているようです。スーツも久しぶりなのでクリーニングに出さないといけません。

帰りの電車に揺られているとき、ふと無性にふみちゃんの目がなくなる笑顔を見たくなりました。しかし、それは2度とあり得ませんし、願うべくもありません。

横浜は秋を通り越して夏から一気に冬になってしまいました。心が弱っているのかもしれません。もう少し踏ん張らないといけないようです。

オムそば

昨夜、立ち飲み屋さんで一杯引っかけて帰ろうと寄り道したところ、まさかの満員御礼でした。まだ木曜日なのに飲んだくれが多い街です。

このお店は駅から地下道で直結しているため、雨降りのときはとても重宝します。同じような考えの人が集まってきたのでしょう。

他のお店に行くとなると雨降りの中を歩かなければならないので気乗りしません。しかし、頭の中はアジフライとオムそば、緑茶ハイでいっぱいです。

作ります。ただし、仕事で疲れて帰ってきてからの揚げ物は片付けが面倒なので、オムそばのみにとどめます。

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豚肉と野菜は先日、食べるスープを作ったときの残りで、卵は常に冷蔵庫にストックしてあるため、買ったのは焼きそばのみです。

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油を熱して豚肉を炒めます。

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そこにもやしとキャベツを投入します。

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普通の焼きそばを作ります。お腹が空いていたので、このまま食べてしまいそうになりましたが、ぐっとこらえて別皿に取ります。

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溶き卵を入れます。入れてすぐに火を止めます。火をつけているとあっと言う間に固まってしまうからです。余熱で十分です。

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そこに先ほど作った焼きそばを投入します。

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巻きました。

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ソースとマヨネーズ、青のりを振りかけて完成です。ジャンクなお味でまいうーです。

このようにオムそばなど簡単に作れますし、費用は100円ちょっとの焼きそば代だけです。

立ち飲み屋さんのオムそばはこんなに具が入っていませんし、他のつまみもスーパーでお総菜を買って家で食べるのと変わりません。

しかし、1人で家でお惣菜より、立ち飲み屋さんで喧騒にまぎれながらの1杯のほうが格段に美味しく感じます。独り身は寂しいのです。

そして今夜も覗いてみようと決意を新たにするという。