電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

衝撃的なメール

きょうの夕方、衝撃的なメールが2通届きました。システムへのアクセス権の付与を申請し、それが承認されたというたわいのない内容ですが、問題は送信者の名前です。

表示されていたのは、ふみちゃんと同姓同名でした…。

以前にも書きましたが、私はふみちゃんの本名を知っています。探偵を雇って調べたなどということではもちろんなく「えっ、何で?」と思うようなことがきっかけです。

送信者の名前を見てすぐには気付きませんでしたが、何だか引っかかるものを感じ、よく見てみるとふみちゃんの本名だったことに気付き、頭の中が真っ白になりました。

昨日、アサインされたプロジェクトチームのメンバーとちょうどミーティングしているときでした。何か意見を求められなかったのは不幸中の幸いです。

社内のシステムを管理する部署の方だそうで、やり取りすることは滅多にないそうですし、少し離れたオフィスにいるそうなので顔を合わせることもないようです。そもそも、ふみちゃんではないでしょうし。

せっかく忘れようと思って新たな環境に移ったのに、まさかこんなオチがあるとは思いもしませんでした。われながら本当に芸人体質だと思います。

「電恋さんの名前を知っているなんて羨ましい!」と思う人はたくさんいると思います。しかし、名前など知らなければよかったといまは思っています。

大きなプロジェクトに参加することになり、そこから出版社の編集者だった人間が新しく入社したことを知った数人からいくつか質問を受けました。もしかしたら、別のプロジェクトにも参加することになるかもしれません。

目が回るような忙しさでいい、休みなんかなくてもいい、ふみちゃんのことを考える時間を持たないよう、仕事を詰め込むつもりです。求められることは幸せなことでもありますから。

鬱憤

「プロジェクトチームに加わっていただき、ずずずさんの前職での知見を活かしてください」― 営業の依頼を受け、入社早々、大きなプロジェクトに携わることになりました。

私がこれまでやってきたことを説明するとともにいくつかの質問に答えただけなのですが、社内にはここまでの経験を積んできたスタッフがいないそうです。

私の役割は編集・制作であり、特に難しいことではありません。これまでやってきたこと、やりたいと思っていたことをやればよいだけです。むしろ私のほうからぜひやらせてほしいと言いたいぐらいです。

「ずずずさんがいてくれないと困る」と嘘でも言ってくれていたら、私は転職しませんでした。私のスキルが活かせない業務でも必要としてさえくれればよかったのです。

外資系ですから、この先に何が起きるか分かりません。ただ、今日の営業からのひと言で転職して良かったとしみじみ思いました。私は求められたかったわけです。

明後日までに資料をまとめなければならなくなり、自宅でもやらないと間に合わないぐらいですが、これも私が求めていたことです。「急なお願いで申し訳ありません」と営業に謝られましたが、私は内心、ウキウキしています。

昨年から溜まりに溜まった鬱憤を吐き出します。