電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

2種類の専門家

月曜日からすでに疲れています。

先週から毎日、取材で外出していて、あちこちを歩き回る身体の疲れはもちろんですが、入れ替わり立ち替わり違う人に会うことによる精神的な疲れがあります。

毎日違う人に会うといっても接客業のように短い時間で用件のみをやりとりするわけではなく、1時間超のインタビューです。しかも相手は専門家なので、こちらも予習しなければなりません。

専門家には2種類の人物がいます。1種類目はバカが分からないところを理解し、バカでも分かるように教えてくれます。一方、2種類目は「こんなことも知らないのか」とバカを見下します。

基本的に1種類目が多いです。新聞記者時代も数え切れないほどの専門家にインタビューしましたが、ほとんどが1種類目で「本当に頭が良い人は違う」と思ったものです。

しかし、ごくまれに2種類目に当たってしまうことがあり、きょうインタビューした3人のうち1人が2種類目でした。コテンパンにやられて泣きそうになりました。

今週がピークです。あすは朝から3件をハシゴし、あさっては2件をハシゴ、しあさっては大阪で北浜から中之島へと2件をハシゴします。

ただ、これだけ追い込まれると女の子のことなど考えなくなるため、かえってありがたかったりします。この状況がずっと続けばよいのに…と思うことすらあります。

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食欲が湧かないほどぐったり疲れました。今夜はぬか漬けだけで済ませます。きょうは思っていた以上に暑くなり、発酵が進んで少し漬かりすぎてしまいましたが、それでも良い味です。

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私はふだん、ビールを飲まないのですが、これはたまに飲みます。缶のくせによくできたビールです。缶ビール1本で眠くなるとは、かなり疲れているようです。眠ります。

かわいいぬか床

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暖かくなり、かわいいぬか床が元気になってきました。

一昔前と違っていまは部屋の中が暖かいですし、キュウリやナスなどぬか漬けに向いた野菜が季節を問わずに手に入るようになりましたが、冬は何となくぬか床も元気がないように感じます。

旨味が足りないというか、味がぼんやりしているというか、ずっと漬け続けているので乳酸菌など微生物が疲れているのかもしれないと思い、冬はぬか床を休ませるようにしています。

ぬか床は冷凍できます。再開するときは自然解凍し、1~2回捨て漬けすれば元通りです。先日、冬眠から起こし、キャベツの芯をあげたらすぐ元気になりました。

まるでぬか床が生き物のように書いていますが、決して間違いではありません。ぬか床は生きています。ペットと同じようなもので、構ってあげないとすぐにへそを曲げますし、最悪の場合には死んでしまいます。

その代わり手入れを怠らなければご機嫌ですし、永遠に生き続けます。その日の天気や気温によって微妙に味が変わり、育てるのがとても楽しいです。

私のぬか床は実家のぬか床をベースに10年以上、改良を重ねたところ、いまでは実家のぬか床とまったく違う味になっています。入れているものは大して変わらないのですが、とても不思議に思います。

ぬか床というと毎日のお手入れが大変だと思われがちですが、1人暮らしなのでタッパーで十分ですし、冷蔵庫に入れれば3~4日かき混ぜなくても問題ありません。

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スーパーでカブとミョウガが安くなっていたので漬けようと思って買ってきました。大きめのカブなので、いまから漬ければ明日の夜には美味しく漬かっているはずです。

職業:外資系出版社編集者
趣味:バンド、読書、生け花、ぬか漬け作り

仮に婚活でもしたとき、プロフィールにこんなことを書くと目を引くかもしれません…婚活しませんが。なお、ぬか床をかき混ぜながら話しかけていることは秘密です。