鶏手羽元のさっぱり煮
あまりの暑さに食欲がなくなる、少しは食欲があったとしてもつい冷たいものを食べてしまう季節ですが、こういうときこそしっかりと食べなければ夏バテになってしまいます。
アルコール依存症の私が健康について語ることほど説得力がない話も珍しいですが、気にせず料理します。手羽元が安かったのでお酢でさっぱりと煮ます。
大きめなので、味が染み込みやすいよう、真ん中あたりに骨に沿って切れ込みを入れます。このひと手間で「煮る=火を使う時間」を短縮できます。暑いので火を使うのは短時間で収めたいところです。
両面に焼き色がつく程度に軽く焼きます。焼かずにそのまま煮るレシピもありますし、それでもまったく問題ありません。何となく焼きたい気分だっただけです。
お酢と醤油、酒、砂糖、水を入れ、落とし蓋をして煮ます。例によって調味料は適当で、お酢をどぼどぼと入れたはずです。クックパッドにレシピを投稿してみたいのですが、これではまったく参考になりません。
お酢の味は残りませんが、普通に煮るよりも鶏の脂がさっぱりし、後味もすーっとしています。また、お酢の効果で肉が軟らかくなり、持っただけでホロホロと崩れるほどです。
実はこれ、昨夜に作ったものです。「一晩寝かせよう」と思ったわけでなく、作っているうちに香りなどで何となくお腹がいっぱいになってきてしまいました。
料理はとても楽しいのですが、作っているうちにお腹がいっぱいになってしまうのが難点です。「食べるほうが好き!」という食いしん坊の天使を(以下、略)。
夏休み
「私は台湾に行くんだ」― コーヒーを淹れにいったところ、隣の休憩スペースでお昼ごはんを食べているカスタマーサポートの女性陣の会話が耳に入りました。
私のデスク周りでも夏休みをどうするかといった会話が聞かれるようになりました。そういえば、夏休みの季節ですが、皆さまはどちらかにお出かけでしょうか。
私は夏休みを取ってもやることがありませんし、社会人になってから1度も夏休みを取ったことがないので、今年もカレンダー通りに出勤します。
「ずずずさんは夏休みどうされるんですか?」。コーヒーを飲みながらひと休みしていると、私に気付いた女性陣の1人が聞いてきました。
しかし、私が答える前に、例の性格が悪い女性スタッフに「ずずずさんはお1人ですからどうせ休みませんよね」と言われてしまいました。
この女性スタッフとは業務上の接点がまったくなく、ほとんど話したことがないので、好きも嫌いもないはずなのですが、なぜかいつもひと言、多いのです。
ただ、そのとおりですので苦笑いしながら「私は休みませんよ」と答えたところ「ずずずさん、せっかくの夏なのにそれでいいんですか!」と軽く説教されてしまいました。
いえ、ふみちゃんとお出かけしてみたいとか、やりたいことはありますが、どれも不可能なので、家に1人でいるよりは出勤したほうがマシなのです。仕方ありません、ブサイクですから。
都内は風が強くなり、雲が広がってきました。ザーッとひと雨きそうです。急な雷雨が降るようになると夏になったと実感します。
今年の夏も1人です。