電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

遺憾の意

I had a very regrettable experience.

アマンダさんからメールがきました。直訳すれば「私は本当に悔しい思いをした」ですが、“regretful”ではなく“regrettable”としているところに悔しさがにじみ出ています。

“regrettable”は「(何かが)望ましくない、そうでなければよかったのにと思われるような」、“regretful”は「(人が)すまないとか、残念だとか感じている」という意味です。

どちらも同じような意味ですが、“regrettable”には“遺憾な”というニュアンスがあります。政治家がよく示す“遺憾の意”の“遺憾”です。

直接的な物言いをしない日本政府の怒りが最高潮に達しているときに表明されるのが“遺憾の意”です。アマンダさんがどれだけ悔しい思いをしているかが分かります。

いや、しょせん歓送迎会での1曲なのでそこまでやる気を出さなくてもよいのですよ、アマンダさん。そんなにやる気を出されるとかえって申し訳ないような。

軽音部の発足とクリスマスパーティーでのライブのことを伝えたら大喜びしていました。いまから練習しておくとのことですが、まだ2月です。ほどほどでお願いします。

もちろんベースは大好きですが、ボーカルとしてフロントに立つのはさぞかし気持ち良いものなのだろうと思います。1回でよいので私も歌ってみたいところです。

ちなみに、私のカラオケの十八番はポルノグラフィティの『サウダージ』です。

同じ会社だったら

もし、ふみちゃんと同じ会社だったら…。

何度か考えたことがあるのですが、「別にいまの状況と大して変わらないだろう」という結論にいつもたどり着きます。いまと違って名前は知っているものの、それでも話したことはないという程度でしょう。

日本法人だけで見れば中小企業と同程度の人数しかいない弊社でも話したことがない人は何人もいますし、昨日初めて話した人もいました。

最近は何かと批判されがちな飲みニケーションですが、私はそれほど悪いものではないと思っています。アルコールが入ったことで話せるという場面は少なからずあります。

さらに昨日はバンドなどという目立つことをやってしまったため、終わった後にたくさん話しかけられました。「いつからやっているのか」「ふだんからバンドをやっているのか」等々。

もし、ふみちゃんと同じ会社で、昨日のようなことがあったら、ブサイクな私でもふみちゃんみたいな女性と話せるようになれたのかな、と考えてしまいます。

逆を言えば、それぐらい特別な状況にならないとふみちゃんみたいな女性と接点を持つことができない、ということでもあります。電恋など夢のまた夢です。

ふみちゃんは今朝もキラキラしていました。あんなにキラキラした女の子と仲良くなりたいなど身の程知らずにもほどがあるとあらためて痛感しました。

何も望まない、何も期待しない、そもそも望むことも期待することもしてはいけないのです。遠くから眺めていることが身の丈に合っているのです。