電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ラタトゥイユ

愛犬の納骨で先日、実家に帰った際、親父が畑で作っている大量の夏野菜を持たされました。実家は母親と2人だけなので食べきれないのと、独り身の栄養を心配しているのでしょう。

販売するわけではなく趣味ですので形など見栄えを気にする必要はありませんし、農薬を使わなくても手が回る広さの畑です。必要最低限の手入れだけです。

しかし、これが美味いのなんの。野菜の生命力そのままの味というか、特にトマトは青臭く、それでいて不快でない、トマト本来の香りがします。

夏野菜を美味しく食べられるものは何だろうか…そうだ、ラタトゥイユを作ろう。調理は簡単だし、冷凍保存もできるし、パスタソースにアレンジもできるし。

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ナスとピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎ、トマトです。黄パプリカ以外はすべて親父の畑から採ってきたものです。

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野菜を適当な大きさに切ります。ニンニクはスーパーで買ったものです。トマトが写っていませんが、角切りにしてあります。

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ニンニクをオリーブオイルでじっくりと炒め、香りを移していきます。

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玉ねぎを弱火でじっくりと炒めていきます。

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玉ねぎが透明になったあたりでピーマンとパプリカを入れます。

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火が通ったあたりでナスとズッキーニを入れます。火が通りやすい順番に入れていくわけです。

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最後にトマトを入れ、煮込んでいきます。ローレルやタイムなどのハーブを入れると一層、美味しくなります。

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水は一切入れず、味付けは塩胡椒のみです。野菜の水分だけで煮込んでいきます。つまり、野菜の旨味のかたまりです。とても良い香りが漂っています。

一晩寝かせるとさらに美味しくなるので実食は明日。そのまま食べるも良し、焼いたバケットに乗せて食べるも良し、冷やしても美味しく食べられます。

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ちなみに、きょうの晩ごはんはガパオを作りました。共通した材料が多いので同時に作ると楽です。バジルとナンプラーの香りはどうしてこうも食欲をそそるのでしょうか。