電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

所詮、その程度のバンド

「構成を間違えるのは凡ミスでなくライブを台無しにする致命的なミスです」― この前のワンマンライブでミスしたドラムにメールしました。

映像関係の仕事をしている方が動画を撮影し、編集までしてくれました。その動画を見たドラムが「自分のミスが目立つ」と言いつつ事の重大性を理解していないようだったので、はっきりと言いました。

4月のワンマンライブでも曲が終わるところを間違えて叩き続けるというミスを犯し「次こそがんばります」と言っていました。そして今回も「次は…」と言うので珍しくカチンときました。

文字にすると角が立つ、飲みながら話したほうがよいと分かっていたのですが、次に顔を合わせるのが来月になってしまうため、忘れないうちに伝えるべきだと思いました。

コードやフレーズを一瞬、間違えてしまうのは仕方ありません。誰でも間違えますし、気づかせないだけでプロでも間違えているはずです。

しかし、構成を間違えるというのは根本的な大問題です。今回、テーマからサックスソロまで演奏し、次はキーボードソロに移るというところでドラムが勘違いし、曲を終えてしまいました。

サックスが機転を利かせて指を鳴らしてリズムを取り続け、予定通りのブレイクと見せかけて曲を再開し、終えることができましたが、ありえないことです。プロの現場だったら即クビです。

これまでミスを責めるようなことは1度も言ったことがありませんし、メンバー間でケンカをしたこともありません。ただ、はっきり言うことも必要であるはずです。

しかも今回、私が以前お世話になった方が岐阜から観にきてくれました。以前は横浜に住んでいて、3連休だったので久々に観光を兼ねて、ということでしたが、わざわざ岐阜から来てくれるなど感謝してもしきれません。

彼は今回、お客さんを1人も呼べませんでした。そもそも、いつも呼びません。ノルマなどありませんし、周囲も社会人ばかりですから急な予定が入ることもあるため、呼べないことを責めるつもりはありません。

ただ、自身で呼んだお客さんが来てくれているとなると集中力が上がります。やはり恥ずかしいものをお見せできませんから。集客をがんばるということにはチケット代云々より集中力が上がるという意味のほうが大きいと思っています。

当たり前ですが、彼をクビにするつもりなどありませんし、みんなでまだまだ一緒に続けていきたいと思っています。しかし、彼がもし「申し訳ないのでバンドやめます」と言ったら仕方ありません、解散です。

ほかのメンバーからは返事がありましたが、彼からはまだ返事がありません。きっといまごろ相当悩んでいるはずです。もし、やめると言い出したら所詮、その程度のバンドだったということです。