電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

同じ毎日

芸能人などでもなければ淡々とした毎日を繰り返すだけです。

芸能人なども仕事をして休んで…という毎日を繰り返しているわけですが、仕事であちらこちらに行きますし、家でゴロゴロしているだけでも話題になります。

一方、私のような一般人は毎日同じ時間の電車に乗って同じ時間に同じ場所に行き、淡々と仕事をこなして大体同じ時間に帰ります。

帰りの電車の窓から見える景色も毎日同じで、数時間前に出た家に戻り、また数時間後に家を出ます。行きの電車の窓から見える景色も同じで…を延々と繰り返します。

これは決して悪いことではありません。変わり映えのしない退屈な毎日、何も起こらないごく普通の日々というのは、実は得がたいものです。

ただ、たまにどうしても思ってしまうのです。「こんな毎日がいったいいつまで続くんだろう」と。毎日、毎週、毎月、毎年…先が見えないことが不安になります。

午前9時15分過ぎにコーヒースペースに行って窓の外を見て、そこにふみちゃんがいれば嬉しい反面、距離を感じて悲しくなります。いなければいないで悲しい反面、距離を感じることがないのでホッとします。

今朝はふみちゃんもふみちゃんの同僚もいませんでした。京急などいつもの電車は平常運転だったようですが、休暇でも取ったのかもしれません。

いっそのこと、このままもう2度と会えないほうがよいのでしょうけど、やっぱり1日でも長く会いたいと思ってしまいます。

何か起こる可能性などまったくありません。人も神もブサイクには厳しいのです。ブサイクで申し訳ない。それでも遠くから眺めてるぐらいなら許してもらいたいのです。

もう何もしませんから。