電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

新規事業の立ち上げ

「新規事業の立ち上げチームに入ってほしい」― 朝イチでダイレクターに呼ばれたので身構えたのですが、思ってもみない話でした。

今年から異動してまだ3か月です。ようやく新しい業務を覚えてきたところで、また異動ですか。サラリーマンの宿命とはいえ都合良く使われている感が満載です。

ただ、具体的なことはさすがに書けませんが、私が得意とすることであり、以前からやってみたいと思っていたことでした。

しかも、金だけ渡すからあとは好きなようにやってよいという好条件です。もちろん、売り上げを立てられなければ即クビになるわけですが。

正直言って異動後のいまの仕事は楽しくありません。文字を記号として見るようなもので、頭をほとんど使わず機械的にデータを処理しています。

それに対して新規事業は私のこれまでの経験を活かせるものです。少なくともいまの業務より楽しいことは確実で、やりがいも得られると思います。

しかし、これを受けてしまったらメジャーデビューへの誘いを断らなければなりません。しばらくは掛け持ちできたとしても、新規事業が動き出すころに辞めることになるはずです。

それでは新しいチームのメンバーに迷惑をかけてしまいます。そもそも打診のように見えて命令です。断れませんし、断るのであれば辞めなければなりません。

何でこういろいろと重なるのか…。

もちろん、決断は自分でするしかなく、アドバイスがほしいわけでもありません。ただ、こんなとき、ふみちゃんに目がなくなる笑顔を向けてもらえたら、と思います。

頭の中がぐるぐると渦巻き、精神的な余裕がなくなりつつあるいま、ふみちゃんがにっこりと笑ってくれるだけで気持ちが休まるのですが、それは望むべくもありません。

今日は夕方から外出で、久しぶりにスーツを着てネクタイを締めています。こんなときに限って雨降りで凹み気味ですが、頬を張って気を引き締めないといけません。

元気があれば何でもできる…うーん?