電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

健康診断

会社は従業員に対して年1回、健康診断を受けさせなければなりません。労働安全衛生法に規定されており、従業員が拒否した場合、懲戒処分とすることも許可されています。

前職では健康診断の日時と場所の指定、予約、支払いまですべて総務がやってくれていました。私は文字通り身一つで病院に行けばよかったのです。

しかし、いまは自分で予約して当日に自費で支払い、後から経費精算するようになっています。「受診したらお金はあげるけど、受診するしないは自由だから」という完全に自己責任です。

健康診断がいかに重要かは頭で理解していますが、手続きが面倒でもあります。それに仕事に都合がついて受診できそうな日時が予約で埋まっているとつい後回しになります。

そうして気づけばもう3年間も健康診断を受けていませんでした…。

私のチームのメンバーが1人、今日の午後に健康診断を受けるので外出すると聞き、健康診断を全然受けていないことを思い出しました。

新聞記者時代と比べればずいぶん人間らしい働き方になりましたが、それでも周囲のスタッフと比べて業務量が多いほうです。3か月間休みなしで働きっぱなしということもあります。

また、ここにアルコール依存症が加わります。前職時代の健康診断ですでに肝臓の肥大化やγ-GTPの異常値を指摘されていました。いまはさらに進行しているはずです。

レントゲンを撮ったら「何か影になっている部分がありますね」とか言われる気がしてつい二の足を踏んでしまうわけです。まさかそこまで体を張ってネタを集めるほどの芸人体質ではないと思いますが。

独身で誰も健康に対して注意する人が身近にいないこともつい後回しにしてしまう一因でしょう。守るべき家族があれば必ず受診するでしょうし。

弊社は4月から翌年の3月までの1年間で1回、受診することになっています。今年度分はもう無理なので、せめて来月にでも受診しようか。

それにしても、会社がすべてセッティングしてくれるのが当たり前だと思っていたのですが、これは私だけの常識なのでしょうか。それとも外資系だからか。