電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

なるようにしかならぬ

“深刻になることは必ずしも、真実に近づくことではない”― 村上春樹氏の『ノルウェイの森』に出てくる一節で、最近ふと頭に浮かぶことがあります。

10代後半~20代前半に村上春樹氏の書籍を読み漁っていましたが、最近はすっかり読まなくなってしまいました。これが老いというものです。

“ブサイクだから”“会話が下手だから”などから“どうせ自分なんて”と自分を卑下し、悲劇の主人公を気取っても何の解決にもなりません。

自分のこと、他人のこと、世の中のこと…あらゆることは理屈や理由、言い訳ばかり深刻に考えても“真剣に悩んでいるオレかっけー”というだけで、答えなど出ません。

ふみちゃんのことはまだ大好きですし、忘れるまでにかなり時間がかかる、そもそもいまは忘れられるのかどうか不安ですが、なるようにしかなりません。

今朝は楽器を担いで満員電車に乗ったせいで既に疲れています。これだけで今日の仕事は終わった気分ですが、他のメンバーはノリノリになっています。

ただ、ふみちゃんを遠くから眺められるだけで疲れも吹っ飛びます。これ以上は望まず、自然と落ち着いていくことを待つのみです。