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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

危機一髪

電恋 仕事 日常 景子さん

帰り際に脱力させられることがあったせいで、気が緩んでいたのです。ぼーっとしていて、当たり前のように正面エントランスから出ようとしてしまったのです。出る寸前で気づいて良かったと思います。

ふみちゃんが私の会社の前を通るところでした…。

暗かったのであれが本当にふみちゃんだったのかは定かではありませんが、あの雰囲気はふみちゃんだったと思います。背格好や髪型、スマホを見ながら歩いている感じがふみちゃんでした。

慌てて柱に隠れたので見られていないと思います。そのまま裏口に回り、タバコを2本吸って時間をずらしてから駅までゆっくり歩きました。電車を2本ずらせた計算になるので、その後も見られていないでしょう。

もし、あれが本当にふみちゃんだったとして、これまでと変わらず私の会社の前を通って駅まで歩いていることにほっとしました。私に会いたくないと、わざわざ遠回りしていたら本当に申し訳ないと思っていたのです。

あれから約3週間が経ちました。それはつまり、ふみちゃんに会えなくなって約3週間経ったということです。会わなければ忘れていくだろうと思っていましたが、むしろ逆で、頭の中は常にふみちゃんのことでいっぱいです。

北川景子(ニューハーフ)」と書くのもうっとうしいので、以後、「景子」で統一します。実際にお店の源氏名は「景子」ですし。

景子は、私に何とかふみちゃんのことを忘れさせようとしてくれています。ここ最近、いつにも増して私に連絡してくるのは、私に気分転換させようとしてくれているのだと分かります。景子はとーっても優しい女の…男の…女の子です。

しかし、彼女はやはり男なのです。こんなことで悩む自分が器の小さい人間のように思うときもあるのですが、それでも、どうしても頭を抱えてしまう自分がいます。そう簡単に割り切れるものではありません。

今日はインタビュー取材という、ふだんと違う脳みそを使って疲れたので、深く思い詰めることはやめて、帰りに横浜駅の地下街で買い物をしてきました。ファンデーションがなくなったのを思い出し、購入しました。

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ふぁんでーしょん?はい、あのファンデーションです。私はヒゲが濃いわけではないのですが、肌が白すぎるので、きちんとヒゲを剃っても少し目立つのです。だから薄くファンデーションを塗っています。ちなみに、これも景子のアドバイス。

珍しくお腹が空いて「そういえば、昨日作ったグラタンが残っているはず」と思ったら、すっかりなくなっていました。まさかと思い、景子にLINEしてみたら「ごめん、全部食べちゃった!」と返信が。

仕事、ふみちゃん、景子…われながら結構、身体を張ってネタを提供する、天性の芸人体質なのかもしれないと思う今日この頃です。