電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

禁煙666日 オーメン

  • 禁煙時間:666日11:15:42
  • 禁煙できた本数:13,329本
  • 節約できた金額:333,225円
  • 延びた寿命:50日21時間49分

禁煙してから666日が過ぎました。6が3つ並ぶとデミアンの誕生日、悪魔の日です、オーメン。ただ、身体に悪いと分かっていてもつい吸ってしまうたばこの魅力はある意味、悪魔的であり、たばこをやめられないのも仕方ないと思ってしまいます。

11月1日から始めたので、あと2か月で禁煙満2年になります。禁煙の話を書くたび「さすがにもう吸いたくありませんよね?」と聞かれますが、そのたびに同じように答えています。

まだまだ吸いてぇ…。

きっともう吸えないと思います。ひと口、吸い込んだ瞬間、初めてたばこを吸ったときのようにゲホゲホとむせ、頭がクラクラし、吐きそうになるはずです。しかし、たばこを挟んだ人差し指と中指の感覚、たばこをくわえた唇の感覚はなかなか忘れられません。ふとした瞬間、いきなり思い出します。

禁煙しても非喫煙者になることはできず、元喫煙者であり続けます。喫煙者だったことを後悔してはいません。初対面の人と仲良くなれたり、仕事が上手くいったり、たばこを吸っていたおかげで良かったこともたくさんありました。

ただ、時代の流れは強力です。10月にたばこがまた値上げされますが、私が学生時代に吸っていたラーク・マイルドがついに1箱500円になります。昔は1箱250円、1,000円で4箱も買えたのに。気分を変えるつもりでたまに吸っていたマルボロにいたっては570円と、1,000円で1箱しか買えなくなってしまいます。

100円足して牛丼を大盛りにしようか、ラーメンに味付け玉子をトッピングしようか悩んだり、スーパーで3割引シールがさらに半額に変わるのを待ったりするくせに、灰と煙になるだけのたばこに500円以上出すのはためらわないというのもおかしな話です。

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満タンのラストスパートに入ってからの道のりが長く、なかなか貯まりません。ただ、禁煙していなかったらこれがすべて灰と煙になっていたかと思うと鳥肌が立つわけです。私は禁煙して良かったと思っています…たぶん。