電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

禁煙する価値

  • 禁煙時間:630日21:25:58
  • 禁煙できた本数:12,617本
  • 節約できた金額:315,425円
  • 延びた寿命:48日4時間33分

久しぶりに禁煙ウォッチを開いてみたところ、禁煙して630日が経過したようです。禁煙を始めたばかりのころは正直言って1週間ぐらいガマンすれば誠意を示せるかと思っていましたが、始めたら始めたで負けず嫌いの自分が現れまして、いつの間にか2年になろうとしています。

禁煙を始めたころも十分、喫煙者に向けられる目は厳しかったのですが、いまはさらに厳しくなりました。主要駅前にあった喫煙所はことごとく撤去され、居酒屋すら店内は禁煙、人目につかない裏手にささやかな喫煙所を設けるのがやっとです。禁煙したとはいえ、ここまで喫煙者を追い込むのもいかがなものかと思ったりもします。

ただ、禁煙して実感するのが、息が切れなくなったということです。禁煙した方、試しに少し走ってみましょう。自分でもビックリするほど息が切れなくなっていることに気付くと思います。禁煙してからウォーキングやランニングを始めた私も、自分でビックリしました。

アスリートでもない限り、一般市民が息切れで不都合を感じることは滅多にありません。エレベーターやエスカレーター、タクシーがあるため、わざわざ歩く必要はありません。禁煙する前は私もそう思っていました。たばこをを吸いながら箱根駅伝を観ていましたし。

しかし、禁煙して、2~3キロ走っても息が切れない自分に気付いた瞬間はとても気持ち良いものです。この感動を知るだけでも禁煙する価値は十分あると思います。1日2箱、飲んだら1日3箱という生活を20年やってきた私が言うのですから、やってみる価値はあります。

たばこはいまでも吸いたいです。でも、吸わない良さも知りました。1箱1,000円になっても吸う、死ぬまで吸うと決めている人には何も言いませんが、もしかしてやめたほうが良いのかもしれないと思っている人には試しにやめてみることをオススメします。

ちなみに、新聞社では「たばこ」は製品、「タバコ」は植物と使い分けています。例えば「ラークをはじめとするたばこの消費量が」「タバコ農家では」といった具合です。Twitterでつぶやくときでも使い分けていると一目置かれる…かもしれません。