ずずず亭のイカと大根の煮物
きょうは昼ごろから無性に鰹のたたきを食べたい気分で、鰹で頭をいっぱいにしながら商店街の魚屋さんに向かったのですが、そこでとてもキレイなスルメイカに出会ってしまい、鰹のことなどすっかり忘れてゲットしてきました。こんなに新鮮なのに2杯で780円です。
刺身でも十分いける鮮度ですが、きょうは煮たい気分です。こんなにキレイなわたを見るとゴロ焼きにしたくもなりますが、きょうはわたを入れて煮ると決めました。ちなみに黒いのは誤って破ってしまった墨袋の墨です。テレビにたまたま映った巨乳ちゃんに気を取られ、うっかり墨袋を破ってしまいました。修行が足りません。
身は1センチぐらいの輪切りにします。
大根は半月切りに。
だし汁と醤油、酒、みりん、砂糖で煮汁を作り、沸騰させます。
沸騰したところで大根とイカ、わた、薄切りにした生姜を投入します。イカと生姜の相性は抜群なので、少し多めに入れます。
アルミホイルで落とし蓋をしてコトコト煮ます。イカが小さく硬くなるということで、少し煮たところでイカだけ出して仕上げに再投入するやり方もありますが、ずずず亭では一緒にずっと煮ます。理由は面倒くさいから…だけでなく、一緒に煮ないとイカの旨味が大根に染みないのではないかと思うからです。
針生姜を添えて完成です。わたを入れるとコクが増し、口の中を冷酒でサッと洗い流したくなります。ちなみに、私が日本でいちばん美味しいと思っている日本酒の酒造が新潟県の麒麟山酒造。来月の季節限定シリーズもゲットしなければ。