ずずず亭のハヤシライス
牛肉の切り落としに塩コショウを振り、薄力粉をまぶします。牛肉は安いものでまったく問題ありません。これも500グラムで498円というオーストラリア産です。
セロリとニンジン、玉ねぎをみじん切りにします。フードプロセッサーの調子が悪いです。もう6年ぐらい使っているので、そろそろ新しいものに買い換えようか。
玉ねぎを切ります。今回は何となく輪切りにしてみました。このまま揚げてオニオンリングにしたい気もします。
しめじです。本来はマッシュルームでしょうけど、私はしめじが好きです。舞茸も入れようと思いましたが、なぜか舞茸の値段が上がっていたので断念。
みじん切りしたセロリとニンジン、玉ねぎを焦げないように気を付けながら炒めていきます。
旨味がギュッと詰まったソフリットです。
牛肉を炒めます。
玉ねぎとしめじをバターで炒めます。
サッと醤油をかけてこれだけで食べたくなるぐらいの良い匂いです。
すべて鍋にぶっ込んで赤ワインを8秒ぐらい注ぎます。これも398円の安い赤ワインです。料理に使う分には安くても何の問題もありませんし、むしろ安物のほうがよいような気がします。飲んで美味いならそのまま飲んだほうがよいですし。
ローリエとコンソメを入れて煮込みます。
トマト缶を投入します。
ハチミツでコクを出しつつ、
ウスターソースを入れます。ウスターソースには野菜や果物から各種スパイスまで入ったありがたい調味料です。
コトコト。
ずずず亭のハヤシライスです。水は使わず、赤ワインと野菜の水分のみ、旨味の塊です。ホテルニューグランドで出てきてもおかしくない美味さです。ホテルニューグランドだとこれに一口サラダとコーヒーのセットで2,300円ぐらいかと思いますが、ずずず亭は750円で出します。
もし将来、ライブバーを経営するようなことになったら、ハヤシライスとナポリタンを看板メニューにしたいなんて妄想してみたり。貧乏で腹ぺこの若手ミュージシャンを演奏面でも胃袋面でも支えることで、横浜の音楽シーンに関わっていけたら楽しいのかもしれません。