電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

喫煙という行為はそんなに悪なのか

中央社会保険医療協議会(中医協)というものがあります。保険診療の際に医療行為などの対価として計算される報酬、いわゆる診療報酬という医療機関の収入および会社員であれば毎月の給料から天引きされている健康保険料などについて検討する場です。

細かく書き始めるとキリがないので控えますが、要は40兆円を超える国民医療費を左右する場です。診療報酬は2年ごとに改定され、次の改定は来年の4月であるため、いまは喧々諤々の議論が繰り広げられています。その行方をウォッチする人も大勢です。

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こんな感じ。

これはきょうの模様です。巨額の金が動く場ですので、欲望が渦巻いているのを感じます。スピリチュアルとか霊感のような意味ではなく、独特の空気感のようなものです。正直言って、心地良いものではありません。

…と、何だか壮大なエントリーのような書き出しですが、大したことはありません。きょうの中医協で禁煙治療がテーマになったので、1年前のことをしみじみ思い出したわけです。最近はホント、吸わないことが当たり前になっています。

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ただ、世の中の禁煙の流れによって喫煙率が低下していることは事実ですが、男女ともに働く世代の喫煙率が高い傾向にあるそうです。「たばこ=ストレス解消」というのは実は間違いですが、目先のストレスを解消するのにたばこが有用であることは私もよく分かります。

彼女に嫌われたくないので、私はもう吸いませんし、吸わない人にとっては「ヤニカス」という忌み嫌うものなのでしょうけど、世の中にたばこというものが存在する意味をふと考えてしまいます。喫煙という行為はそんなに悪なのか。

たかがたばこ、されどたばこ。最近の世の中の流れは少し厳しすぎるように感じるのは、私の中にまだ喫煙者の感覚が残っているからでしょうか。