吸えないストレス

私にとってカフェといえばドトールかベローチェ、ファミレスといえばガストかジョナサン、サイゼリヤでした。理由は簡単、基本的に喫煙席があったからです。喫煙所や喫煙ボックスではなく、席で吸えたというところが重要です。

しかし、いまやスターバックスやロイヤルホストのような、そもそも喫煙席がなかったところ、他店に先んじて全席禁煙を導入した、かつては近寄りもしなかったお店に何も考えず入れるようになりました。

これらに限らず、例えばデパートのレストランフロアに行ったとき、席で吸えないのは仕方ないとしても同じフロアに喫煙室があるか、入ったお店から近いかどうかを確認し、トイレに行ったついでに吸えるかを考えるのが常でした。

たばこのニオイがしない

ロイヤルホストに入ったら、ハンバーグやコーヒーの匂いしかしません（当たり前）。ものすごく食欲をそそられます。「禁煙したらロイホも余裕で入れる」と自慢したら「いままでそんなこと考えたことすらない」と彼女にバッサリ斬られましたが。

飲食店でたばこを気にしなくて済むようになったのは禁煙して良かったと思うことの1つです。酒やコーヒーを飲むと吸いたくなるのがたばこです。飲食店で吸えないのは、たばこを吸う楽しみが半減します。

いま吸っている人に禁煙を勧めるつもりはありません。ただ、酒を飲みながら、コーヒーを飲みながら吸えない、わざわざ喫煙所まで行かないといけないことが相当のストレスで、それから解放されるとかなり快適ということだけお伝えします。

きょうも元気だ、空気が美味いぜ。