「きょうも吸わなかった」という毎日の積み重ね
タバコと覚醒剤ではその毒性や依存性を比べるべくもありませんが、私もいま突然、タバコを吸いたくなることがあります。先日も書いたとおり、山形で地震に遭遇したときはかなり強烈な吸魔に襲われました。
比べるべくもないと言いつつ、ニコチンの依存性は覚醒剤や麻薬より強いといわれています。摂取したときに錯乱して異常行動を起こすようなことがないだけであって、覚醒剤などと並ぶ立派な薬物です。
タバコはいま違法ではありませんし、その辺ですぐに入手できますが、覚醒剤と同じように違法にしたら、売人や中毒者、それを背後で操る反社会的勢力が群がるのではないかと思います。
要は何を言いたいかというと、
安西先生、
タバコが吸いたいです…。
山形で地震に遭遇して以来、自分で気付かないうちに色々なところが乱れているようで、きょうは朝から偏頭痛の鈍い痛みに悩まされています。休むほどではないので出社しましたが、少し辛くなってきました。
禁煙してから236日が経過しました。バンドメンバーからは会うたびに「そろそろ吸ってると思ってたけど続いてますね」と感心されます。いや、そろそろも何も今後一生、吸いませんが。
このエントリーを書き始めた15分前に襲ってきた吸魔は、書いているうちに消えました。吸魔は数分で消えるため、少しガマンするだけでよいのですが、この数分が本当に辛いわけです。
数週間、数か月、数年…と積み重ねてきたものでも、数分で崩れるものです。「きょうも1日、タバコを吸わなかった。よくやった、オレ。明日もこの調子だ」と毎日、積み重ねています。
ちなみに、前の会社のオフィスは清原が住んでいたマンションの隣で、数日間は報道陣が押し寄せていました(↑ はそのときの写真)。あれからもう3年が経っているとは、時の流れは早いもので。