電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

座右の銘は「がむしゃら」

2019年はこれまでの自分のスキルとキャリアを問われると思っています。

1回目の転職は記者から編集者へ方向を大きく転換しました。ただ、まだ34歳と若く、未経験でもやる気と勢いでカバーできました。

文章を扱う仕事ということで記者と編集者は同じようなものと思われがちですが、仕事内容は180度違います。

2回目の転職は想定外でした。出版社に書籍編集者として入社したのに、書籍出版事業そのものを廃止することはさすがに予想できません。

書籍編集部員は知識があると見なされ、外資にしては異例の配置転換で雇用を確保されましたが、書店営業などは一律、解雇されました。

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※退職合意書現物。朝、いつも通りに出社したらいきなりこれを突きつけられ、サインを迫られるという。

毎月のように去っていくかつての仲間を横目に見ながら、制作途中の書籍をすべて刊行したら私も辞めることを決めていました。

異動先の業務はこれまでのスキルをまったく活かせない、機械的にデータを処理していくものでしたが、ガマンを続けました。

2017年いっぱいですべての書籍を片付け、2018年の1月末から転職に向けて動き出し、6月に内定をもらい、8月1日から移りました。

2回目となった今回の転職は1回目と違って即戦力、管理職として採用され、記者と編集者のハイブリッドの経験を期待されています。

8月1日からの5か月間はまだどこかにお客さん扱いがありました。正直言って私も業界知識を覚えることに必死でした。

しかし、今年はそれを許されません。未経験者でもなく、単なるスタッフでもなく、部署の売り上げに責任を持たなければなりません。

転職に向けて勢いで動き出して内定をもらった後、自分が40歳を過ぎていたことに気付きました。我ながら幸運です。

ただ、外資です。結果が出なければ事業部を切られてもおかしくありません。いつ退職合意書を突きつけられるのかと内心、ビクビクしています。

私の会社の会計年度は1~12月で、あすの仕事始めは年度始めでもあります。来年のいま、まだ会社に残っているかどうか。

今年の座右の銘は「がむしゃら」でいきます。