電車の中の恋人

悠々自適なアラフォー独身貴族の日常

辞める理由

私は転職を勧めません。

転職を2度、経験したせいか、友人や知人から転職相談を受けますし、このブログを読んでくださっている方から相談されることもあります。

相談を受けたとき、まず辞めずに済む方法を考えます。何が解決したら続けられるか、それは解決できることなのか、残ることが前提です。

ほとんどの人はやり取りしているうちに転職をやめます。いまの環境が何となく嫌だからふと転職を考えただけです。

一方、固い意志を持った人は私とのやり取りを途中で打ち切ります。逆にそれぐらいでなければ転職はできません。

辞める理由は何でしょうか。

例えば私の場合、過去の2社を辞めたくて辞めたわけでなく、辞めざるを得ない状況に追い込まれました。

1社目の新聞社は、記者全員で紙面改革を経営陣に訴えたのにいつの間にかリーダー格の1人に担ぎ上げられ、要望が通った後に経済部の人身御供として退職勧奨を受けました。

2社目の出版社は、書籍出版事業を廃止することになってポジションがなくなり、退職合意書へのサインを求められました。ハッキリとクビを突きつけられたわけです。

どちらも会社から辞めろと言われたから仕方なく辞めただけで、できることなら辞めたくありませんでした。

私は転職を勧めませんが、反対もしません。ただ、企業が欲しがるようなハイスペック人材以外はとても大変です。

売り手市場と聞いて簡単に転職できると思いがちですが、売り手市場はあくまでも新卒に限ってのことです。

それに、せっかく転職するならいまより良い条件でなければ意味がありません。いまより給料が下がるような転職はしないほうがマシです。

冬のボーナスをもらい、年末年始休暇に入り、来年の仕事のことを考えている人は多いと思いますし、転職を考えている人もいるはずです。

転職を考えているのであれば一度、いまの環境の問題点を紙に書き出してみましょう。考えるだけだったり、Wordに入力するだけだったりでは意味がありません。手を動かして書き出すことが重要です。

また、それを声に出して読んでみることも効果的です。頭の中が整理されますし、私も転職活動中に何度もやりました。

去年のいまごろは転職するなど思っていませんでしたし、転職できるとも思っていませんでした。それがまさか別の会社で仕事納めを迎えるとは自分で驚いています。

もしもあの時、辞めずに済んでいたらどうなっていたのだろう…と思うこともありますが、そんなことを考えても意味がありません。どうすればのし上がれるのかを考えます。