電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ボロネーゼのスパゲッティ

私にとって子どものころのごちそうと言えば、不二家レストランのミートボールスパゲッティでした。いまでもよく覚えています。

おたふく風邪や水ぼうそう、インフルエンザなど、1週間ぐらい休まなければならない病気になったときだけ、小児科の帰りに食べさせてくれました。

クリスマスといっても私のような独り身はフライドチキンを食べたいと思いませんが、それでも無性に肉が食べたくなります。

1人だけなのにミートボールを作るのは正直言って億劫なので、挽き肉がゴロッと入ったボロネーゼを作ることにしました。

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ふだんは牛と豚の合い挽き肉ですが、クリスマスということで牛100%でいきます。あとはセロリとニンジン、玉ねぎ、トマト缶、赤ワイン、ニンニク、舞茸です。

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牛挽き肉は塩胡椒で下味をつけておきます。

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みじん切りしたニンニクをオリーブオイルでじっくりと炒めていきます。

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香りがたってきたところでみじん切りしたセロリとニンジン、玉ねぎをじっくり炒めてソフリットを作ります。

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その間、舞茸をみじん切りにします。これは私のオリジナルです。きのこの旨味を足すことで味がグッと深くなります。

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ソフリットに加えます。

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その横で牛挽き肉を炒めます。無理にほぐさず、ゴロッとした肉の食感が残るよう、じっくり炒めます。

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焦げ目がつくぐらいしっかり炒めます。

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ソフリットの鍋に肉を投入し、赤ワインを加えます。

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フライパンには炒めた肉の旨みがこびりついているので、赤ワインを入れて沸騰させ、こそげ落として鍋に加えます。

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赤ワインが煮詰まってきました。

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ここでトマトを投入します。ボロネーゼとミートソースの違いは赤ワインを入れるか入れないかです。また、ボロネーゼはトマトの量も少なめで、さらに本式はタリアテッレという平打ち麺を使います。

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ソースを煮詰め、ゆでたて熱々のスパゲッティと和えて完成です。家に1人だけなので、粉チーズをたっぷりかけていただきます。

もちろん、これでも十分、美味しいのですが、赤ワインが少なく、煮込む時間が短かったこともあり、味の深みがまだイマイチです。一晩寝かせた明日はもっと美味しくなると思います。

…あっ、でも明日は大阪に行くんだった。大阪編集部の編集長がお好み焼きを食いながら飲もうって言ってたっけ。

そうは言っても大阪から帰ると3時間はかかるので、家に着くころには小腹が空くころでしょう。そしてデブまっしぐらという。