完全禁煙52日目~収まらない副作用
「俺の娘と付き合うか、付き合わないか、どっちだ?」― 私の頭に拳銃が突きつけられていました。
拳銃を突きつけるおっさん、その背後にいる娘らしき女性、そのどちらも見覚えがありません。
「誰だよ、あんたら?」と聞いたら「質問しているのは俺だ」と拳銃で小突かれました。
イライラしつつ、どうせ撃つ度胸などないと思いながら「大好きな女の子がいるから付き合えない」と答えた瞬間、撃たれました。
…
……
………
…………という夢を見ました。
以前にも書いたように、禁煙補助薬には夢を見るという副作用があります。しかも、ほとんどが悪夢です。
この副作用がまったく現れないという人もいるようですし、現れたとしても1か月ぐらいで収まる人が多いようです。
しかし、私はいまだに続いています。禁煙補助薬を飲み始める前は滅多に夢を見なかったので、やはり副作用だと思います。
夢を見るのは構いませんが、そのほとんどが悪夢で、さらに鮮明に覚えているというのが厄介なところです。
昨夜の夢は、額に突きつけられた銃口のひんやりした感触まで覚えていました。悪夢の積み重ねで禁煙に挫折する人も少なくないようです。
禁煙をやめてしまいたい、いっそのこと吸って楽になってしまいたいと思うことは、正直なところ毎日のようにあります。
ただ、いま吸ったらむせるでしょうし、頭が痛くなるはずです。まるで初めてタバコを吸ったときのように。
そう、タバコを吸わない人に少しずつ近付いている過程です。焦ったら負けなので、地道に続けていくしかありません。