完全禁煙20日目~デブまっしぐら
トップページに設置した禁煙カウンターが満19日になりました(パソコンから見られます)。きょうが終われば禁煙開始から満20日、1万円を節約できたことになります。
実際、貯金箱はなかなかの重さになってきましたし、入れた瞬間に硬貨が触れ合う「チャリン」という音もよく響きます。また、禁煙サポートアプリを見ると、400本を吸わなかったことになるようです。
「20日間もガマンできたら、もうタバコを吸いたいと思わないだろう。何だ、やればできるじゃん」― タバコを一度も吸ったことがない人はそう思うでしょう。
しかし、それは甘い…。
吸いたい気持ちはまだ残っていますし、1本だけおばけはいまもまとわりついています。「1本ぐらい吸っても大丈夫だって」と同僚に勧められたら確実に手を出してしまう状況です。
IQOSに切り替えて1年以上経っていたことも影響しているかもしれません。普通の紙巻きタバコだったら、ニオイはすごいわ、火がついていて危ないわ、やめてからのメリットを感じやすいんです。
それがIQOSだと部屋で吸っても壁紙が黄色くなりませんし、燃やしているわけでないので火事の心配もありません。息切れもしませんし、味覚に変化もありません。
「ニコチンの依存度が問題だと言われるけど、覚醒剤や麻薬みたいに異常行動を引き起こすわけじゃないから別にいいんじゃね?」と思ってしまいます。
実際は血管を収縮させるので心筋梗塞などを引き起こしやすくなりますし、ニコチンはゴキブリ殺虫剤の成分です。すさまじい生命力を誇るゴキブリにとどめをさせるほどの劇薬と聞くと…ぶるる。
何だかんだ言ってIQOSを正当化しようとしている時点でまだまだです。紙巻きタバコだろうが加熱式タバコだろうが、吸わない人にとっては臭くて害があるわけですから。
イスに座り、背もたれに寄りかかると、ベルトの上に乗る腹肉が増えたことを実感します。口唇欲求がなかなか消えず、ついお菓子をつまんでしまうわけです。
あぁ、デブまっしぐら。