電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

瀬をはやみ

ずっと前から私のブログを読んでくださっている方であれば、実は私が泣き虫であることをご存知かと思います。理性的とよく言われますが、実物は感情的です。

私が多少なりとも他者から秀でていることは文章です。言葉の選び方や用い方、伝え方を考えながら生きてきました。私は言葉に頼るしかありません。

しかし、それゆえに言葉の限界を痛感することが多々あります。いくら言葉を書き連ねても伝えられない想いがあります。そんなとき、本当に辛いと感じます。

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
割れても末に あはむとぞ思ふ

ポップスの歌詞を書いたことはありますが、和歌を詠む素養はありません。他者の言葉を借りるしかない状況に歯がゆさを感じますが、いまの私の想いです。