電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

隣の芝生は青い

朝イチでクライアント先に出向いてきたのですが、オフィスのキレイさと大きさに驚かされました。もちろん業務スペースは見られませんが、エントランスとミーティングルームを見れば大体分かります。

1社目の新聞社は“ザ・昭和”のオフィスでした。最初に配属されたのが出先の支局だったせいもありますが、デスクに灰皿があり、タバコを吸いながら原稿を書いていました。

本社の経済部に異動になり、見た目はキレイな高層ビル、オフィス内は禁煙になりましたが、中はカオスでした。書類がデスク上に山積みになり、毎日がジェンガでした。

それでも経済部はまだマシで、社会部や政治部はさらにカオスでした。みんなデスクの下に寝袋を常備していましたし、大きなニュースがあったときや選挙期間中は何人も床で寝ていました。

2社目の出版社は外資系ということもあり、キレイなオフィスでした。打ち合わせスペースはオシャレなデザイナーズチェアとデスク、ミーティングルームには必ず液晶モニターがありました。

情報管理にうるさかったので、デスク上に書類を置いて帰るのは禁止でしたし、パソコンも鍵付きロッカーに入れて帰っていました。これが当たり前のことではありますが。

3社目となるいまの会社は2社目に輪をかけてキレイで大きくなりました。1人ひとりの業務スペースは広く、ミーティングルームが1フロアに大小約20室あります。

人数は決して少なくないので、それだけ大きいスペースを借りているということです。都心の一等地なので、毎月の賃料がいくらになるのか、想像もつきません。

休憩スペースは「空港の会員制ラウンジですか!」という雰囲気ですし、無料で使えるコーヒーサーバーはエスプレッソまで淹れられる本格的なものです。

きっと誰が見ても「ここで働きたい」と思うようなオフィスだと思いますし、オフィス環境については私も大満足です。まだ利用していないオフィスサービスもありますし。

ただ、当たり前ですが上には上があるもので、今日のクライアントのオフィスはとにかくすごかったですし、前職でも「儲かってるんだなあ」としみじみ思わせるクライアントのオフィスがありました。

とはいえ、仮にクライアントがこちらに来たら同じように思うかもしれません。要は隣の芝生は青いということです。

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昨日のお昼ごはんですが、カレーを食べました。居酒屋のランチで、丼にたっぷり盛られています。大きくカットされた肉や野菜が文字通りゴロゴロ入り、ごはん大盛り無料で680円です。美味でした。

オフィスの中は大切ですが、それ以上に大切なのは立地でしょうか。周囲にランチを食べられるお店が充実している場所かどうか、転職情報サイトで紹介すればよいのに。