ベーシストはオタク
ベースのブリッジを交換しました。
「何のこっちゃ?」という人がほとんどだと思います。オタク気質全開の話題で恐縮ですが、私にはとても嬉しいことで、部屋で1人、ベースを眺めながらニヤニヤしています。
ブリッジとはベースのパーツの1つです。音程や音色を左右する重要なパーツで、右が元々のもの、左が新しく載せたものです。どっしり感の違いが一目瞭然だと思います。
たくさんのメーカーからさまざまな製品が販売されていて、どっしりしたものが良いと一概には言えませんが、私の楽器にはこのタイプが合っているようです。何だかものすごくエロい音になりました。
重いブリッジには▽ピッチが安定する▽サスティンの伸びが良くなる▽低音の輪郭がハッキリする ― といったメリットがあると言われていますが、結局は「オレのベースは他のと違うぜ」というベーシストの自己満足です。
ベーシストにはオタクが多いと思います。ブリッジにこだわるなどひよっこで、電気回路のコンデンサーやハンダの種類にこだわる人もいます。そんなこと聴き手に分かるわけないのに。
しかし、それでもこだわるのがオタクであり、ベーシストです。そして、ハンダの種類にこだわる人の気持ちが分かる私もオタクです。こんなオタクに彼女ができる図が想像できません。
ちなみに、こんなオタクどもの要望を叶えてくれるリペアショップのオーナー兼リペアマンはまだ若いのにとても腕が良く、さらにイケメンです。
そうか、例の「オタクでも可(※ただしイケメンに限る)」っていうやつか…ダメじゃん、オレ(涙)