電車の中の恋人

悠々自適なアラフォー独身貴族の日常

もっともっと上に

「ずずずさん、チェックをお願いできますか」― 原稿を紙に出力し、赤ペンを持って一心不乱に読んでいても文句を言われず、そもそもそれを求められています。

転職を2回経験し、今回は3社目になります。中途採用は新卒のように可能性を評価するのではなく初出社日からすぐに使える即戦力を求めています。

企業が求めているスキルはピンポイントであり、しかも大抵、1人だけで十分です。応募者が10人と聞くと少ないようですが、採用予定が1人であれば10倍の倍率です。

転職活動の厳しさは初めてのときで身に染みました。「やりたいことじゃなくても、給料下がってもいいから、とにかくどこか内定くれ」と途中で何度も思ったものです。

しかし、私は贅沢です。毎日のことですから自分が好きなことをやりたいですし、転職するなら給料もポジションも上げなければ意味がないと思っています。

もちろん、口で言うだけでなく、それを実現すべく努力しました。スキルを磨き、ブレることなく一貫したキャリアを積み重ねてきた自負があります。口だけ男ほど格好悪いものはありません。

1社目から2社目、2社目から3社目と毎回、給料もポジションも上げました。そして、これまで磨き上げてきたスキルを活かせる仕事、自分が好きなことを続けています。

上に、もっと上に、もっともっと上に…上昇志向は止まりません。プライベートの幸せはとっくに諦めていますが、オフィシャルの希望は諦めません。

上にいくために努力を続けます。