電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

価値観

「『ハゲタカ』みたいな感じ?」― 外資系で働いていると言うとよく聞かれます。一時期は落ち着いていましたが、最近、再びドラマが始まったせいで興味津々な人が多いようです。

しかし、あれはあくまでも金融系、しかも投資ファンドの話であって、私の前職も転職先もまったく異なります。日常は日系と何ら変わりません。

海外に進出している日系企業はたくさんありますが、それらは海外では外資系になるわけです。例えば、日系企業の代表格であるトヨタも米国では外資系になります。

そう考えると、米国に本社がある会社の日本支社でたまたま働いているというだけであって、何も珍しいことはありません。ごく普通のサラリーマンです。

ただ、仕事に対する考え方の違いに基づく違和感はあります。残業しなかったり、有休は完全に消化したりするのが当たり前と思っていることなどです。

これは国ごとの文化の違いであり、日系だの外資系だので簡単に区切れることではありません。そして、それが面白い部分でもあります。

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ドストエフスキーの『罪と罰』を読んでいます。私が本を読めなくなったことは何度か書いていますが、これぐらいの古典になればそれほど深く気にせず読めます。

価値観は1つではありません。