電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

アルコール依存症(その4)

アルコール依存症になったことは自己責任であり、社会に対して責任転嫁などするつもりはこれっぽっちもありません。ただ、アルコールの入手が簡単すぎるのではないかと思うことがあります。

コンビニに行けばすぐ手に入る、しかもプライベートブランドのチューハイなど、水やお茶、ジュースより安いこともあります。依存性では麻薬や覚せい剤と大差ないものがこれほど簡単に手に入るのはどうかと思います。

そうは言ってもアルコール依存症の人間は必死になって入手するはずですし、アルコールがこの世から消えてしまうという実現不可能なことをしない限り、常に問題になり続けるわけですが。

アルコール依存症に関する書籍は多々ありますが、私が最も良いと思っているのは、漫画家の吾妻ひでお氏が書いた『失踪日記2 アル中病棟』です。学術書などよりよっぽどためになります。

失踪日記2 アル中病棟

失踪日記2 アル中病棟

 

 「復帰してほしい」「呼び出されて行った女子高生も悪い」などと言っている人は、これを読めばそんなことを言えなくなるはずです。アルコール依存症とは生半可な問題ではありませんから。

(終わり)