電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

賢い日本語

PCで文章を入力する際、Windowsに搭載されているIMEをそのまま使用している人が少なくないと思います。デフォルトで搭載されているものを使用して当たり前ですし、そもそもIME以外にあることすら知らない人もいるかもしれません。

私はジャストシステムのATOKを使用しています。新聞社に入社したときに支給されたPCに入っていたことで初めて知ったのですが、いまはATOKでなければ仕事になりません。

文章を書いて変換しようとしたとき、変なところで区切られて誤変換を起こし、イライラしたことは誰でも必ずあるはずです。ATOKでもそれがゼロになることはありませんが、IMEとは比べものにならないほど正確です。

もちろん無料ではありませんが、クラウド式で月額300円です。PCだけでなくスマホでも使用できますし、これでストレスから解消されるのであれば格安です。記者や編集者など文章に関わる仕事をしている人のPCには必ず入っていると言っても過言ではありません。

ただし、賢すぎるのも面倒なわけで。例えば、一文字入力しただけでたくさんの予測変換候補を表示してくれるのですが、私のPCで「ふ」と入力すると、

  • ふみちゃん
  • ふみちゃんがずっと
  • ふみちゃんと一緒に
  • ふみちゃんを

と、ひたすら「ふみちゃん」を表示します。これだけならまだ「ふ」とつながっているので許せるのですが、「ふ」と入力しただけで、

  • 目がなくなる笑顔

と予測されるのはさすがに賢いにもほどがある…と思ってしまうわけです。クラウドに保存されているので、PCのOSを再インストールしても変わらないはずです。

自業自得という言葉が身に染みます。そしていままで譲渡制限付株式の導入に関する原稿を書いていましたが、これから仮想通貨に関する原稿を書きます。何だか不思議な毎日です。