電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

寄せ書き

スタッフが何百人もいるような大企業ではないにもかかわらず、毎月のように誰かが辞めていきます。もちろん、定年による自然減ではなく、自己都合です。

しかも、みんな2~3年で去っていきます。海外では珍しくありませんし、日本でもいまや転職が一般的なものになりましたが、それでも何だか違和感を覚えます。

経験者であれば分かると思いますが、転職は大変な労力が必要です。新卒採用は売り手市場と言われていますが、中途採用では買い手市場が続いています。実力があり、なおかつ企業が求める人物像と完ぺきに合致しないと採用されません。

また、運良く転職先が見つかったとしても、人間関係を一から構築するというストレスはもちろん、備品がどこにあるのかという小さいストレスもあります。

同じ場所で働き続ければそのようなストレスはありませんし、どんどん楽になっていきます。それでも退職を選ぶというのはよほどのことです。

ここ最近、退職者への寄せ書きを毎週のように書いていますし、来週も書くことになるだろうと思っています。これまで何人分の寄せ書きを書いたか、私は古株となってしまいました。