電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

【男性版】ネイルのすすめ

「取材慣れしている人なんてごく少数で、大多数の人は新聞記者が取材に来たというだけで萎縮する。パッと見の清潔感などはもちろん、指先など細かいところまで気を遣え」

実は私、新聞記者として駆け出しのころから先輩に言われ、ネイルをやっています。ネイルといっても女性のように色を塗っているわけではありません。ヤスリで磨き、たまに透明のマニキュアを塗ってキラリと光るようにしている程度です。

キレイな指先が他者に与える好印象は自分で思っている以上に大きいものです。意識的にしろ無意識的にしろ、人は向かい合った人物の指先を見ています。

例えば、1時間ぐらいのインタビューをするとき、取材慣れしていない人はどうしても伏し目がちで、真ん中に置いたレコーダーやメモをとる記者の手元を見てしまいます。

そんなときに指先がキレイで、爪がキラッと光ったら…それが緊張した心をほぐす雑談の取っかかりになることがありますし、汚れやすい指先がキレイであるというだけで清潔感を与え、それが好印象に繋がります。

実際、ロングインタビュー後に「爪がキレイですね」と言われたことが何度もありますし、いまも名刺交換時に「あっ、いま指先見てる」と感じることがあります。

“デキる営業マン”と呼ばれる男性はネイルをやっているとよく耳にします。品の良いスーツや靴、カバンを身につけることはもちろん重要ですが、さらに細かい部分にまで気を遣うのが差なのだろうと思います。

yumi-fields.hatenablog.comいつも更新を楽しみにしているブログ主のyumiさんがネイルのすすめを書かれていて、コメント欄に書き込もうと思ったら長くなってしまったので、1本のエントリーにしてみたのですが、顔がアレな男は涙ぐましい努力をしているということを言いたかったわけです(涙)