電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

突起物

土曜日は私の住む地域の燃えるゴミの日です。1人暮らしとはいえそれなりにゴミが出るので、午前8時までに1階のゴミ捨て場に持っていかなければなりません。

8時までといっても8時30分だったり9時だったり、ゴミ収集車が時間どおりにくることは滅多にないのが普通です。

ただ、私のマンションは収集ルートの始まり付近にあるようで、ゴミ収集車は本当に8時にきます。たまに8時前にきてマンション前で待っていることがあるほどです。

金曜日の夜は大抵、夜更かししているので、ゴミを出すためだけに8時前に起きるのはキツい。しかし、ゴミを捨てたいのでいつも起きています。

ちなみに、火曜日も燃えるゴミの日で、これは出勤前に出せるので問題ありません。1人暮らしでも週2回は燃えるゴミを捨てたいのです。

今朝、目覚まし時計を見たら午前7時50分でした。慌ててゴミをまとめ、爆発した髪の毛をブラシでさっと整え、デニムにパーカーでエレベーターに乗り、無事に間に合いましたが、すぐ近くの角を曲がってくるゴミ収集車が見えたところでした。

部屋に戻ろうと降りてくるエレベーターを待っていました。きっと同じように慌ててゴミを捨てにくる人ではないかと思っていたところ、案の定、たまに会う若いママさん(美人)でした。

本当に慌てていたのでしょう。白いTシャツに薄手のカーディガンを羽織っただけでした。エレベーターのドアが開いた瞬間の数秒でしたが、健全な男子であれば見逃しません。

胸元にポチッと2つの突起物。

「おはようございまーす」と挨拶してゴミ捨て場まで走っていきました。ノーブラで、さらにポチッとしていたことには気づいていなかったようです。それぐらい慌てていたのでしょう。

朝から良いものを見せてもらいました。おかげで二度寝しようと思っていた目が覚め、掃除と洗濯がはかどりました。男とは単純な生き物なのです。