電影少女とJames
昨年末からふみちゃんを見かけていません。
「っていうか、まだ眺めてるの?」というツッコミは言わない約束です。武士の情けというやつです。
ふみちゃんが私のオフィス前を通るであろう午前9時17~18分になると落ち着かなくなり、どうしても窓際に行ってしまいます。
ふみちゃんがそこにいたとしてもオフィスビルの6階からなので小さくしか見えません。それでも笑顔は分かるので、それだけで十分です。
ふみちゃんはいつか必ずそこからいなくなり、もう2度と会えなくなります。それはよく分かっています。
ふみちゃんがいなくなるということが何を意味するのかは分かりません。転職かもしれませんし、寿退社かもしれません。
最近は寿退社も減り、結婚や出産を経ても働き続ける女性が増えています。企業側も新たな人材を育てることは大変ですから、産休や育休の制度を整えて離職を防ぐでしょう。
もし、ふみちゃんが寿退社であれば、それはとても喜ばしいことです。ふみちゃんが幸せになってくれればそれでよいのです。
願わくばそれを知ることができれば…と思いますが、それは無理な相談です。このままずっと見かけなくなれば、幸せな結婚ができたということで、近所の稲荷社にお礼参りします。
部屋のマンガ棚に『電影少女』があります。13日(土)から実写ドラマ化されるということで最近、読み直しています。
そして『電影少女』を読みながらこんな曲を聴いています。ギターとピアノの音色が優しく心に染み込んできます。
www.youtube.com素敵な曲を聴いたら自分で演奏してみたくなるもので、学生時代にバンドでコピーしてみましたが、この曲は聴くだけにとどめるほうが無難です。
来月中旬に『Moonlight』をCM用にレコーディングすることになりました。4月の放送開始から逆算するとミックスダウンまでタイトなスケジュールになります。
たった1人でよいので『Moonlight』も誰かの心に染み込んでほしいと思います。