電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

成人の日

明日は成人の日です。大人どころかヒトにすら進化できなかった一部のサルが成人式で騒ぐ様子が今年も報じられることでしょう。

成人式は大人になるための儀式などではありませんし、当たり前ですが出席したからといって大人になれるわけがありません。

「あなたはこれから社会的に大人として扱われるので自覚を持ちましょう」と伝えるためのもの、つまり社会に大人と見なされるための儀式です。

非常勤講師や研究室付きの助手など半人前だった身が、自身の研究室を与えられて1人の研究者として認められるような、誇らしい日であるはずです。

…と、偉そうなことを言っても、私は誇らしい気持ちなどこれっぽっちもありませんでしたし、目先の大学のレポートを仕上げるのに必死でしたが。

式の後に多少、羽目を外すことは構いません。それも良い(もしくは死ぬほど恥ずかしい)思い出になると思います。

ただ、首長の挨拶中にヤジを飛ばしたり壇上に上がったりするのはまったく格好良くありませんし、とても見苦しいのでやめるべきです。子どものころは誰しも格好良い大人になりたいと思っていただろうに。

あと、数年前から見かけるようになった女性の花魁風なるメイクや着崩しもやめたほうがよいと思います。

映画やドラマに出てくる花魁は太夫が多く、太夫ともなれば美貌はもちろん古典や書道、茶道、和歌、箏、三味線など教養も身につけ、流行の発信元にもなるような素晴らしい女性です。

しかし、どれだけチヤホヤされるような女性であっても一晩いくらで男に金で買われる籠の中の鳥です。晴れの日に娼婦の格好は避けたほうがよいのではないかと思うわけです。

ちなみに、私は成人式に出席しませんでしたし、そもそも出席するつもりもありませんでした。大学でドハマりの講義を取ってしまい、レポートに追われていました。

また、私の年は東京や神奈川で記録的な大雪になりました。夜に仲が良かったメンツで飲むことになっていたので出かけたところ、女友達の1人がレンタルの晴れ着で思いっきり転んだそうで凹んでいました。

明日は天気があまり良くないようです。雨ならまだマシですが、関東の人間は雪に弱いので雪だけは降らないよう。