電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

うそ偽りなく

「せめてカウントダウンまで飲んでいきなよ。歩いて帰れる距離なんだからさ」― お店のオーナーやお客さんの誘いを丁重に断り、川風に当たりながら帰ってきました。

暇人が多いのかやはり大人数で盛り上がりながら新年を迎えたい人が多いのか、ライブは大盛況でした。

ライブと呼ぶにはおこがましい、飲みにきたついでにお店の楽器が目に入り「ちょっとやっとく?」といった感じで気怠い演奏でした。

1曲終わるたびにグラスをあおってタバコをふかしながらお客さんと会話するような緩い空気がとても心地良かったのです。

ピリッとした外気が酔いと熱気に当てられた頬に気持ち良く、凍えるような寒さではありましたが、のんびりと歩いて帰ってきました。

歩きながら今年を振り返ってきました。

正直言って今年はとても厳しい1年でした。仕事もプライベートも上手くいかず、思考を停止することが多々ありました。

しかし、楽しいこともありました。ブログを通じてたくさんの方と交流できましたし、メールをいただくことも増えましたし、直接お目にかかる機会まで得ました。

直接お目にかかった際、うそ偽りが少なくないウェブの世界にあって、普段のブログのとおりの方々だったことに驚くと同時に嬉しく思いました。お互いにうそ偽りなく真面目に書いているからこそ知り合えたのだろうと思っています。

直接お目にかかっていなくとも、コメントやブックマークをいただいたり、スターをポチッとしていただいたり、いつも気にかけてくださる方がたくさんいます。

ブサイクのくせに毎朝の通勤電車で一緒になる女性に一目惚れし、当然のことながら散った男のブログなんぞを見にきてもらえるだなんて思ってもいませんでした。

ふみちゃんのことはいい加減に忘れないといけませんし、そもそも1度、もう書かないと宣言しましたが、やはりもう少し時間がかかりそうです。

だからといって何をするつもりもありません。せいぜい、小銭入れに5円玉があったとき、近所の稲荷社に寄って、ふみちゃんがずっと元気で幸せであるよう、お願いするだけです。

特に狙っていたわけではありませんが、今日は5円玉を3枚も入手してしまいました。明日、ぶらぶらと初詣に行ったとき、ふみちゃんの幸せをお願いしてこようと思っています。

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ギャラの代わりなのか、お店のオーナーにカニをいただきました。さすがにいまから食べる気にはなれませんし、蕎麦を食べるつもりなので、明日の昼にでもいただくつもりです。

こんなブログをいつもご覧いただいている皆さま、どうもありがとうございました。来年も書き続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。皆さまもよいお年をお迎えください。

さて、蕎麦を茹でようか。