世の中は顔
徹夜明けです、おはようございます。
明け方にベッドの上でごろごろしながら1時間ほどうとうとしたので正確には徹夜と言えませんが、布団をかけたわけではないので徹夜ということで。
もう少しこのテンションが続いて起きていられると思いますが、あと1~2時間で急激な眠気が襲いかかってくるはずです。
そして、それを何とかやりすごすとナチュラルハイの状態になり、仕事にしても遊びにしても通常以上の能力が発揮されます。
きっと違法な白い粉を注射したらこんな感じなのだろう…と想像していますが、もちろん経験したことはないので分かりません。
ところで、書籍編集部の解体~解雇のドタバタに巻き込まれた昨年、前回の転職でお世話になったエージェントに連絡したり、転職サイトに登録しなおしたりしました。
結果的に転職せず、いまも特に転職活動などしていませんが、エージェントや転職サイトからは定期的にオファーが届いています。
キャリアやスキルを正確に登録してあるので、あまりに突拍子もないオファーはきません。編集やライターがほとんどで、ごくたまに企画職やマーケティング職のオファーがくるぐらいです。
しかし昨夜、色々な意味で突拍子もないオファーがエージェントから届きました。
20代女性に圧倒的な人気を誇るバッグや小物、ジュエリーのブランドの広報・プレスです。有名な外人モデルを起用したCMを流しているため、女性はもちろん男性もよく知っていると思います。
「ずずずさんのキャリアとスキルを拝見してぜひご紹介いたしたく思っております」と書いてあったので、エージェントは一応、考えているようです。
きっと新聞記者のキャリアを見て、マスコミ対応などが可能と思ったのかもしれませんし、確かにマスコミの性質はよく分かっていますが、それと広報は違います。
広報やPR職にはその経験が求められますし、私にはその経験がありません。
何より企業の顔となるわけですから、実際の顔もそれなりでなければなりません。今回のオファーの例でいうと、リア充でキラキラした女性でなければならないはずです。
商品のPRだけでなく「こんな素敵な人が社員なんだ!」と思ってもらい、商品にさらに愛着を持ちたくなるような印象を与えられる人である必要があります。
そう考えると私など最もかけ離れた人材であるはずです。オシャレでもなく、特にスタイルが良いわけでもなく、何よりブサイクです。
エージェントは成功報酬です。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるという考えで、ほんの少しでも可能性がありそうな人材には声をかけるのでしょう。申し訳ありませんが、私には1ミクロンも可能性がないのでお断りします。
ちなみに応募時の注意事項として、
顔写真の提出必須
と書かれていました。企業もよく分かっているようです。やはり世の中は顔です。